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公務員試験の難易度について、みなさんはどの程度イメージできるでしょうか?
「国家総合職は一番難しいことは分かるけれど、それ以外は説明できない…」
そんな人も少なくないのではないでしょうか?
今回は公務員試験の職種別の難易度や倍率などについて紹介していきます。
公務員試験の難易度は職種・自治体によって異なる
公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員に区別できるのはご存じだと思います。
国会公務員の中でも国家総合職と国家一般職では難易度は大きく異なります。
地方公務員であっても東京都庁や政令指令都市は難関に分類されるため、一概に国家公務員>地方公務員という難易度序列とは言い難いです。
専門性の高い職種になればなるほど、難易度は高くなる傾向があるとされています。
公務員試験専門のオンライン講座を展開する、スタディングによると難易度は以下のように区別できるとされています。
難易度S:国家公務員(総合職)・外務省専門職・裁判所事務官・国会職員など
試験問題のレベル・競争率ともに高く、面接試験でも適性や人柄など厳しくチェックされます。
国家総合職は、財務省・総務省・経産省などのいわゆるキャリア組です。東大法学部卒のエリートたちが挑戦する随一の難関試験であり、東大首席レベルの優等生でも、試験合格は簡単ではないといわれます。
外務省専門職は、抜群の語学力も求められます。そのため、本省で働く職員は長期留学組や帰国子女組といった、英語堪能な人材がほとんどです。専門性が高いだけに試験レベルも高度で、採用枠も限られるため競争も激しいのが特徴です。
難易度A:東京都庁I類・都市圏県庁(上級)・政令指定都市職員(上級)・東京23区職員・労働基準監督官・航空管制官など
専門性が高いだけに試験レベルも高度で、採用枠も限られるため競争も激しいのが難易度Aの特徴です。
特に東京都や大阪府、神奈川県や北海道、福岡県などといった日本有数の大都市圏や政令指定都市(上級)などは大卒者の中でも特に成績優秀者が目指す試験として知られます。また、東京23区職員試験も同様、人気があり難関として知られます。
難易度B:国家(一般職)・地方上級・国税専門官・法務教官など
国家公務員一般職や国税専門官、地方の県庁など上級公務員試験が難易度Bレベルです。
公務員志向の強い地方では、地元大学生を中心に多くの受験者の間で人気が高い傾向にあります。また、国税専門官は、国家公務員一般職や財務専門官よりも給料が高く、定年後も税理士として開業できるチャンスもあるため、人気があります。
難易度C:国立大学法人等職員・一部の市町村(大卒)国家一般職(高卒)・消防官・警察官など
難易度Cレベルになると、試験問題も教養科目のみのため、短期間や独学での勉強で合格できるケースも珍しくありません。また、近年SPI3で受験できる市役所試験が増えており、民間企業と併願受験をするケースも多い傾向があります。
ただし、国立大学法人等職員についてはボーダー点が高得点であることや、自治体によっては地元の受験者が多く競争率が10倍以上にも上るところもあるため、人気職種に挑戦する際はしっかり準備して臨む必要があります。
難易度D:自衛官・刑務官など
自衛官の人手不足状況で、防衛省は採用枠を増やして募集しています。そのような事情もあり、比較的合格しやすい試験といえるでしょう。とはいえ、適性もあるため難易度だけで選ばず本当に自衛官になりたいか、職務をまっとうできるかという視点から慎重に判断してください。
参照:スタディング 公務員講座
倍率から見る試験難易度(国家公務員)
それでは、実際に職種別の倍率難易度を見てみましょう。
まずは、国家公務員の受験者数・倍率を紹介します。
2020年データ | 受験人数 | 合格人数 | 倍率 |
国家総合職(政治国際) | 413 | 125 | 3.3 |
国家総合職(法律) | 3466 | 401 | 8.6 |
国家総合職(経済) | 631 | 141 | 4.5 |
国家一般職(関東甲信越) | 5378 | 1572 | 3.4 |
国税専門官 | 9052 | 3903 | 2.3 |
財務専門官 | 1338 | 560 | 2.4 |
外務省専門職員 | 217 | 51 | 4.3 |
皇室護衛官 | 472 | 49 | 9.6 |
裁判所事務菅(東京都) | 1010 | 514 | 2.0 |
参照:TAC 公務員総合サイト
最難関の国家総合職が倍率3~4倍(法律系除く)に対し、皇室護衛官が9.6倍となっていることからわかるように、倍率と難易度の相関関係は薄いです。
高倍率であっても記念受験者が多い場合もあれば、低倍率であってもハイスペックぞろいの戦いとなる場合もあります。
民間企業も視野に入れている方から見れば、倍率4倍程度は楽勝と思うかもしれませんが油断大敵です!
倍率から見る試験難易度(地方公務員)
次に、地方公務員の倍率を見てみましょう。
2020年データ | 受験人数 | 合格人数 | 倍率 |
東京都Ⅰ類B(行政一般方式) | 1626 | 352 | 4.6 |
神奈川県 行政Ⅰ | 705 | 217 | 3.2 |
千葉県 一般行政A | 746 | 206 | 3.6 |
福岡県 行政 | 520 | 55 | 9.5 |
沖縄県 行政Ⅰ | 845 | 64 | 13 |
佐賀県 行政 | 187 | 23 | 8.1 |
参照:TAC 公務員総合サイト
地方公務員の倍率は、都内近郊であっても高倍率になるとは言えないようです。
国家公務員との大きな違いは地方性によって、倍率が大きく左右される点です。顕著なのは沖縄県の13倍という高倍率です。
沖縄は公務員志向が代々強い県で、民間企業就職後も公務員試験の勉強を継続して続けている人が少なくないとされています。
地方公務員は地元民が受験者層の大半を占める自治体も多いため、ある程度のレベルまでは倍率と難易度の比例が予想されます。
ただし、都庁や政令指定都市に関しては、高学歴者の上京組・Uターン組の参入が予想されるため、低倍率であっても油断禁物です。
まとめ
2.国家総合職や都庁・政令指定都市の難易度は高め
3.国家公務員の倍率と難易度は一概に比例しない
4.地方公務員の倍率や難易度は地域性による異なる
いかがでしたでしょうか?
公務員試験は記念受験する人も多く、難易度の区分が難しいですが、専門性が高くなればなるほど激しい戦いが予想されます。
数値に一喜一憂せず、あくまで傾向の把握程度にとどめておくことをおすすめします。
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まいど、ひろきんです。
で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。
僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで
月100万以上稼ぐことに成功して
公務員辞めました。
たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。
正直、やったら誰でもできると思います。
僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
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