こんにちはひろきんです。
今回は少し変わったテイストの記事です。
タイトル通り、 断酒と断煙のススメです。
僕は30代で起業するまで、 お酒は毎日1.5リットル、タバコは1日1箱吸っていました。結構なアル中でヘビースモーカーでした。
しかし、僕はどっちも辞めました。
今日は僕がお酒とたばこを辞めた方法と、辞めたことによるメリットについてお話ししたいと思います。
禁酒禁煙ではなく、 断酒、断煙
お酒やたばこを自ら断つ「断酒、断煙」の考え方が大事
禁酒、禁煙って、誰かに辞めさせられているイメージがありませんか。
その誰かがもう一人の自分であったとしても、禁じ「られている」という感覚がこの言葉にあると思います。
さらには禁止しているだけ継続しているという意味も含まれます。
なかなか辞められないものを辞めるのですから、言葉の力も借りましょう。
断酒、断煙です。 「自ら断つ」のです。
断酒断煙を決意するのには「きっかけ」が有効
何か習慣を変えようと思ったら、なんでもいいのできっかけを作ることが大事だと思います。
何もない状態で辞められる人もいると思いますが、「子供ができた」、「好きな人にタバコが嫌いだと言われた」など外部の人が大きい出来事やはもちろん、「煙草を会社に忘れていった」などたまたま起こった出来事がきっかけになって断酒断煙をすることになったという人達がたくさんいます。
つまり、何でもきっかけになり得るのです。
反対に言えば、それらの出来事が無ければその方達は断酒断煙を今もしていなかったかもしれません。
なので、あなたもなかなか断酒断煙をできていないのなら、何かきっかけになるようなものを探してみることをお勧めします。
僕の断酒断煙のきっかけ
僕もきっかけというものがありました。今考えるとものすごくしょーもないことなのですが、それでもきっかけになったことには間違いありません。
僕には東大出身の友人がいまして、彼は元々バドミントン部だったんです。
僕もバドミントンが好きでたまに一緒にやるんですが、僕は少しだけしかやっていなかったので全然勝てないんです。
彼が東大出身という時点で、F欄大を出て学歴コンプレックスの固まりの僕にとってはとっても凄い存在なわけですよ。
それに加えてバドミントンも勝てない。
そして、とある日タバコの話になって、彼が「タバコを辞めた。」って言うんです。
「まじか。
学歴もバドミントンも優秀で、さらにタバコも辞められるの?
超人か?」
と思ったんですが、悔しすぎて次の瞬間にはこう思っていました。
「学歴もバドミントンも勝てないけど、タバコを辞めることなら俺も同じステージに立てる!」
もう負けを増やしたくなかったんでタバコやめました。
無駄なプライドが奇跡的に役に立った一例ですね。(笑)
でも無駄だと思っていたプライドでさえきっかけになり得ることが証明されたんです。自分次第です。
何でもいいんです。習慣を変えるにはきっかけを作りましょう。
辞めるきっかけもあるけど、つい始めてしまうきっかけもあることに注意
小さいことでもお酒やたばこを辞めるきっかけになると同時に、一度辞めたと思ってもついお酒を飲んだりタバコを吸ったりするきっかけになり得ることを覚えておきましょう。
でも、そんな時に「失敗した」と思ったり、自分を責めるのは辞めましょう。たくさんの人が、それでお酒やタバコを辞められなくなってしまっています。
失敗したと思って、ショックで、「もういいや」となったりしている人もいます。
そこで重要なのは、「一度できた」、「一日辞めることができた」、「さっき一瞬吸いそうになったけど、我慢できた」など「できた時の自分」を褒めて、「またできる」と思いましょう。自信を持つんです。
大丈夫です。継続は力なりです!
断酒断煙の方法で大事なこと
- ただ辞めるのではなく、代替えを作る
- 未来を想像する
ただ辞めるのではなく、代替えを作る
お酒もたばこも、好きというのもあると思いますが、それと同時に「癖」であり「習慣」なんですよね。
ご飯を食べ終わったらたばこを吸いたくなるとか、家に帰ったらとりあえずビールを飲むとか。
とりあえずって思っている時点で、本当にそれが必要なのか考え直さないといけません。ただ、もう癖になっているのでやめるのが難しいんです。
ではどうするのか?
代替えスイッチを作ることが大切です。
「このスイッチはタバコ、酒と一緒の役割だ」って思えるスイッチを作るんです。
習慣を変えることは難しく、とりわけあったものを無くすのは大変なので代替えを使うのです。
例えば僕は、タバコが吸いたくなったら代わりに筋トレをしたり、プロテインを飲みまくってました。
お酒の代わりには炭酸水飲んでましたね。それとノンアルビール。
そして気が付いたのですが、のどごしが欲しかっただけで別にアルコールはいらなかったんです。
それにアルコールを飲んだらすぐ寝ちゃっていたので、人生損してたな…と思います。
他にも、アルコールを飲んだ瞬間、
本も読めないし、
こんな風に記事もかけないし、
めっちゃご飯食べちゃうし、
なんかイライラしやすくなっていた
と気が付きました。
どうでしょう、良いことなくないですか?
今では飲み会とかでお酒を飲んでいる人見ると、
「この人今日の人生を捨てたんやな。この後もう脳働かなくなるんやろな。かわいそうに」
って思ってしまいます(笑)
他にも、「夜にやることを決めた」というのも大きかったですね。
僕の場合は夜にこういった記事を書くと決めたんです。
そうです。お酒を飲んだら記事が書けず、記事を書かなかったら収入を得られないので断酒に繋がりました。
自分でそういう環境を作れるかどうかが大事だし、ダイレクトに「お酒を飲まないぞ」と思うよりも個人的には効果が高く、継続する力になったと思います。
未来を想像する
お酒を飲まない、タバコを吸わないというのは目の前のことに感じるかもしれません。しかし、その結果は未来に繋がっています。
断酒や断煙を考えている場合、もちろん将来のことを考えていると思います。
でもいざ辞めるとなると、目の前の欲望に負けそうになってしまうんですよね。
常に未来のことを忘れないようにしましょう。
一度紙に書いて見るのもいいと思います。それを目の付きやすいところに貼っておくんです。
その時に、「断酒、断煙する」とだけを書くのではなく、その後に待っている楽しい未来やメリットを合わせて書いておくんです。
メリットはたくさんあります。「自分はこれで辞めようと思ったけど、こんなこともあるんだ」と思うこともあるかもしれません。
僕が感じる断酒、断煙のメリットを書くので、ぜひ参考にしてみてください。
断酒断煙をしたことによるメリット①『お金』
お酒やタバコを買うお金は結構大きいです。
1ヵ月にタバコに費やすお金の平均は約1万円、お酒は約5千円と言われています。
あくまで平均なのでそれ以下の人もいると思いますが、それ以上の人もいるということです。
1年間に18万円、20年続けたら360万円です。そのお金を失わないというだけでなく、別の物に使えたらと考えてみましょう。
例えば僕の場合、お酒買う金で子供のおやつ買ってあげたり、奥さんのために使った方が喜んでる姿を見られて有意義です。
その他にも、自分の仕事を成長させるのに使ったり、長年我慢していた趣味に使ったりできるんです。将来のために貯めておくこともできます。
断酒断煙をしたことによるメリット②『健康』
- 断酒断煙をすることで病気にかかるリスクを下げられる
- 自分だけでなく、大切な家族、ペットの健康も守ろう
断酒の健康への影響
「適量なら大丈夫」、「お酒は少しなら体に良い」と言うのが口癖の人もいるかもしれません。
研究によると、病気によっては飲酒が死亡率を下げるといいます。
例えば
- 心疾患
- 脳梗塞
などの病気についてはその傾向が確認されています。
しかし、一方で
- 高血圧
- 脂質異常症
- 脳出血
- 乳がん
などに関しては、飲酒量が増えると少量であってもリスクが着実に上がる病気も多くあるということもわかっています。
また、世界的にも権威のある医学雑誌のLancet誌に掲載された論文によると
- 死亡率へのリスクがさほど上昇しないお酒の量は1週間に純アルコールで100㎖まで
- 健康への悪影響を最小化するなら飲酒量はゼロがいい
という検証結果も出ています。
純アルコール100㎖というのは缶ビール350㎖で7本くらいです。
ただし、少量でも病気のリスクが上がる場合もあり、出来れば0が望ましいというわけです。
お金を払って病気にかかる…これが望ましい未来でしょうか。
断煙の健康への影響
日本の研究では、癌になる人のうち男性で約30%、女性で約5%がタバコによるものと考えられています。
更にたばこは、癌だけでなく
- 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
- 脳卒中などの循環器の病気
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気
の原因になります。
また、新型コロナウイルスの重症化も喫煙が一因となっているとWHOは宣言っしています。このように色々な悪影響があるんです。
自分だけでなく、一緒に住んでいる家族にも被害があります。
人だけでなく、ペットの寿命を縮める原因にもなるんですよ。
あなたの大事な家族に悪影響を及ぼさなことを決断できるのは、あなたしかいません。
断酒断煙をしたことによるメリット③『時間』
お酒は飲んでいる時間だけ出なく、飲みすぎると=脳が働かない=その日は閉店ガラガラ、とその後の時間も使えないものになってしまいます。
タバコはお酒ほど時間がかからないと思うかもしれませんが、1本あたり5分、1日10本吸ったとすると
1本5分×1日10本=1日50分
の時間を使います。起きている時間が16時間なら、1日の1/16を使っていることになりますね。
16年吸い続けたら1年はタバコを吸っているということです。
これだけの時間を使って、お金を使って、得られるものはあるでしょうか。
よく考えてみてください。
お酒もたばこもストレスも上手に付き合うのが大事
僕は酒もタバコも全否定しているわけじゃありません。
どちらにも飲むこと、吸うことにもメリットがあるから僕も続けていたわけですしね。
それに今も、妻の誕生日などに少しお酒を飲むことはあります。それでも普段から飲むことは無く、上手に付き合えるようになったんです。
お酒を飲んだりタバコを吸ったりする要因の一つにストレス発散があるでしょう。
ストレスで頭がおかしくなってしまうなら、続けた方が良いという人もいると思います。
鬱になってもいけませんしね。
ただ、それを言い訳に辞めないというのはもったいないです。
一度でもいいからきっかけを持って辞めてみたらどうでしょうか。
僕の場合はきっかけがあったこと、ビジネスと趣味と家族にベクトルが向いたことで、うまくお酒とタバコからサヨナラしました。
ですので何か新しいことに挑戦したり、今あることの大切さに気づいてより大切に力を注ぐようにするのがおすすめです。
やってる時間が無駄に思え、我慢だとすら思わなくなったら勝ちです。
もしこの記事が役に立ったり、少しでも面白いと思ってもらえたら嬉しいです。
他にも色々と記事を書いているので、よければ見てみてくださいね。