いわく付き不動産物件と知らずに買って裁判沙汰になった話

この記事の著者:ひろきん
プロフィール:5年間の公務員時代に副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て退職。
現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
無料のマンガ版「LIFE BREAK」を読む。

まいどひろきんです。

今日はこんな話。

動画でも見れます。

まいど、ひろきんです!

今日は、「いわくつき物件を買ったお話」ということで、お伝えしていきたいと思います。

いわく付き物件を買った話

1億のマンションを買ったことがあるんですけど、そのマンションで過去に「自殺」がありまして、その自殺を購入後に知ったっていうお話です。そのあとに、どういう対応を僕が取ったのかっていうことをお伝えしていきます。

この話から僕が学んだこと…
それは「曰くがあるかどうかを不動産に確認した方がいい」ってことですねww
相手が黙ってる場合もあるんで(笑)

本当は告知義務ってのがあるんですけど、今回は相手が黙っていたんですよ。

この話、結構面白いっていうか、かなり濃い話になるかなと思います。なかなかこういう経験する人はいないと思いますからね。

告知義務とは、

不動産における「告知義務」とは、不動産売却や賃貸の際、その物件が以前、自殺や殺人などの死亡事故があった事故物件や災害に見舞われた物件、周辺に火葬場やごみ処理場、指定暴力団組織があるなどの周辺環境が好ましくない心理的瑕疵(かし)物件である場合、不動産業者はそれを買主や入居希望者に伝えなければならない、という宅建業法の47条で定められた義務です。しかし、告知義務に明確な期限のルールはなく、一度所有者が変われば、次に売買、賃貸する際には告知義務はなくなります。

引用:三井のすまいモール

不動産投資220万の物件を現金購入。契約書と内訳と戦略公開

1億円のマンションを購入

1億円なんて手元になかったんで、もちろん融資を受けて購入しました。仲介業者や不動産と色々話をして、この物件なら利回りも良くて、このまま順調に運営していけると思っていたんです。で、管理会社を不動産から紹介されたんです。

後日、管理会社の方と不動産と僕との3人で顔合わせをして、

「これから僕がオーナーになりますので、よろしくお願いします」
みたいなことを管理会社の人にお伝えしました。

その時点で、マンションは5部屋くらい空いていたんです。各部屋の間取りとかを教えてもらいました。

「この部屋はこのぐらいの時期から空き部屋になっています。なので、すぐ決まるでしょう。」とか、「この部屋は少し広めになっています」みたいに、部屋の特徴を聞いていました。

で、ある一室で、

「この部屋は自殺があったので、ちょっと決まりにくいんですよね〜。」

みたいなことを言われて、

「えっっっっっ?」

ってなったんです僕。

「自殺ってなんですか???」

ってなったんですwwwwww

そして不動産の方を見てみると、ちょっと目線をそらしてるんですよね。「なんですか?」みたいな。隠せるわけがないのに、何を隠そうとしてるんだよと思って。

「すいません、それ聞いてなかったんですけど」

と言うと、管理会社の方もビックリして「えっっっ?」ってなってまして。それ告知してなかったんですかって話になりました。

告知義務を守れ!

不動産買う時には、絶対に告知義務があるので、必ず言わなければいけないんです。なのに、不動産はこのことを僕に伝えなかったんですよ。もちろん銀行にも伝えなかった。

これなんで伝えなかったかっていうと、それを伝えると銀行側も融資を渋るんです。また買主側(ひろきん)も自殺があったってなると、購入をためらうわけです。

「自殺があったんなら、部屋が決まりにくいかな〜」って考えますよね。自殺があったことは必ずマイナス要素ですから。

隠してた言い訳として、「8年前の自殺だから言わなくてもいいと思った」って言われました(笑)。
ふざけんなって話ですよねwww 関係ないでしょ。自殺に10年だろうが20年だろうが、言わなければいけないことなんです。

その時は、「言わないとおかしいでしょう!」みたいなことを言ったんですが、向こうの人も「まあ8年前だから、あんまり関係ないですよ」みたいなこと言われまして。

僕も当時はそんなに不動産について詳しくなかったんで、そうなのかな〜ってその場は終わったんです。

その後に、管理会社の方から、(以下、ひろきんと管理会社の会話)

管理:「ひろきんさん、ちょっと引っかかってることがあって〜。」

ひろきん:「どうしたんですか?」

管理:「自殺したっていうの聞いてなかったんですよね?」

ひろきん:「はい、聞いてなかったです」

管理「それ告知義務違反なんで、裁判起こせますよ」

ひろきん:「えっっっっ?そうなんですか?8年前だから関係ないみたいに言ってましたけど…。そうじゃないんですか?」

管理:「いえいえ、年数関係ないです。自殺してたんなら、それは必ず売主側に伝える義務があるので、それ言ってないのは違反ですから!裁判したらお金回収できますよ」

ひろきん:「マジっすか?」

って感じで、弁護士を紹介してもらったんです。で、弁護士の方に話をしたら、「それはいけますね」みたいに言われてwww

どのくらい請求できるか聞いたら、だいたい10%でって話になったんですが、今までの判例とかを調べてもらい、このケースだと100〜200万が妥当かなってなりました。

けれども、いきなり100万〜200万を言ってしまうと、相手が必ず値下げ交渉してくるので、かなり大きく10%の1000万円の請求をしたんです。で、1000万円の請求を、不動産と大家さん2人に対して直接請求しました。

 

不動産会社と元大家の大ゲンカ

そしたらどうなったかって言うと、まず元大家さんは不動産屋さんに爆ギレしたんですよ。これなんでかって言うと、元大家さんは不動産に全て伝えてたんです。ちゃんと自殺があったことも伝えてたし、不動産屋は全て知っていた。

知っていたけれど、売りたいから言わなかった。
だって、売ったら自分にお金が入りますからね。

1億の不動産を売ると、だいたい手数料が300万円入ります。売主と買主からどっちも貰える「両手」って言うんですけど、両方から貰って「600万円」入るんです。

1億の物件売っただけで600万円入るんですよ。これ一件売るだけで年収600万ってノリですよ。って感じの大きい取引だったんで、不動産も必死だったわけです。だから自殺をかくしてたんです。

こんだけ事が大きくなって、僕から1000万円の請求をされて、元大家さんもビックリですよね。「なんで言ってないんだよ!あんたが全部払え!」ってことになったんですけど、不動産は「いや、知らない。俺、知らない」って、しらばっくれたらしくてwwww

元大家と不動産でメチャクチャ喧嘩して、どっちが払うんだみたいな話になったみたいなんですよねwwwっていうのを、管理会社の方から聞きました。メチャクチャ揉めてますって。

最終的に、不動産が元大家さんからの話も無視するようになって、大家さんが全ての請求を受けることになったんです。

元大家側も、腹わた煮え繰り返るくらい腹たってると思うんですけど、それでも元大家に責任があるんですよね。これが悲しいところで。僕からしたら、元大家から貰おうが不動産屋から貰おうがどっちからでもよかったんで、とりあえず請求したんです。

自殺あるって聞いた時、僕も結構精神的にショック受けたんです。
マジか、そのマンションやっていけんのかこれから…みたいなことを考えたんです…。
1億も払ったのに大丈夫か…?みたいな不安がありました。

でも、今は順調に満室になってるんですけどね(笑)

結局、その自殺があった部屋も人が入っています。もちろんそのことを伝えた上で、それを気にしない方もいるので。今は、留学生の方がその部屋に入ってくれています。海外の方って、数年前の自殺だからとか気にしないんですよね。しかも、値段安くしてるんで。

少しでも安い部屋に住みたいわけですから、そんなん関係なく入ってくれました。
今は順調ですけど、その時は焦りましたね。

1000万円の請求をした話に戻りますが、請求をしたら元大家側も弁護士を立てて裁判ってなるんですが、その前に和解をすれば裁判費用もかかりませんし、時間もかからないので和解の方向でってこちら側は思ってたんです。

向こう側もそう思ってたと思うんです。結局どうなったかっていうと、やっぱり、結構値下げされて、最終的に400万円の和解金を頂いて終わりました。この400万円を使ってリフォームとか色々して、かなりいい感じに利回りもよくなったんで、よかったなと思います。

これを言ってくれた管理会社の方と、普段食べないようなお肉を一緒に食べに行って、あの時教えてくれなかったらこの400万円はなかったです。ってことで、お礼のお肉ですって高級焼肉店に招待させて頂いて、謝礼として10万くらいお支払いしました。

なかなかこんな体験できないのでね。自殺物件って最初に聞いていたら、買ってなかったかもしれないですね。

例えば、その部屋自体に入るのが嫌な人もいますけど、そのマンション自体に自殺があると入りたくないって人もいるわけです。なんか霊がいそうみたいな。僕は気にしないですけど、気にする人は気にするんで。

不動産投資をする際の物件の選び方。公務員らしく堅実に。

 

まとめ

今回の件で学んだことは、

「曰くがあるかどうか」

です。不動産を購入するときは、絶対に相手に確認した方がいいです!!

当たり前のことかもしれませんが、こういった話なかなかないので、こういう世界もあるんだってことを知ったら面白いかなと思い、動画に撮らせてもらいました、あんまり勉強になったかどうかわからないですけど、不動産の裏事情みたいなことをお伝えさせていただきました。

以上、ひろきんでした!

ありがとうございました!!

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まいど、ひろきんです。

で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。

僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで

月100万以上稼ぐことに成功して

公務員辞めました。

たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。

月収100万物語を暇つぶしに読んでみる

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