現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
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公務員になると、つらい、もう無理、という時があると思います。
それがひどくなり、「うつかも…」、「仕事行くのムリ…」という状況に陥っていないでしょうか。
その一方で、「休んだら出世できないんじゃないか」とも考えて八方塞がりになってしまっていませんか?
今日は公務員のうつ病と出世の関係について、元公務員の僕が知っていることを含めてお話しします。
公務員はうつ病になっても出世できるのか?
- 「うつ病になったら出世できない」という明確なルールがあるわけではない
- 復職後、就業上の配慮から、出世がしにくい状況にはなる
公務員はうつ病になっても出世できるのか、という疑問がありませんか。
特に、うつ病で休職してしまうともう出世できないとか、昇進、昇級もさせてもらえないと聞いたこともあるかもしれません。
実際には、うつ病になったら出世できないという明確なルールがあるわけではありません。
しかし、休職してしまうと復職後の就業上の配慮から、出世しにくい状況にはなってしまうでしょう。
職場復帰後は仕事量が減り、昇進、昇級が遅れる可能性が高い
うつで休職した場合、「職場復帰後は労働負荷を減らし、段階的にもとに戻す」ということが多いです。
長い期間休んでいた場合、すぐには仕事をやりきる力が戻っていないと考えられるからです。うつは再発の可能性もあり、いきなり仕事をまるっと任せてはもらえないでしょうね。
さらに、「あなたがいなくても回る」という状況がすでに作られていることも多いです。
一人一人の仕事を調整したり、場合によっては臨時職員を雇っている可能性もありますね。
ですから、回復してきて「自分はもっとやっても大丈夫」と思っても、なかなか元のようにやらせてもらえないかもしれません。
同僚よりも軽い仕事をしたり、時短勤務から始めるというケースもあるでしょう。
それで出世スピードが他のメンバーと変わらなければ、他の職員の士気が下がってしまします。
その場合、昇進が遅くなってしまうのはしょうがない、というわけですね。
異動の制限が出世に響くことも
心の問題で休職後、復帰するときには異動を制限してもらう場合もあると思います。
いくら頑張りたいと思っても体がついてこないということもありますからね。
ムリは禁物です。
しかし、出世するためには異動はとても大事なものなんですよ。
出世見込みの地方公務員が国の省庁に行って勉強してくるとか、国家公務員が民間の企業に出向するとか、人事部や財政課で学ぶとかいろいろあります。
それができないとなると、出世にもマイナスの影響が出る、というわけです。
ただし、公務員はこの異動というのが多くて大変で、それこそうつの原因になりかねません。
業務量が少ない、住民苦情も少ない部署に異動になるように計らってもらうこともあるでしょう。
業務量が少ないと、必然的に評価は得られにくいですよね。
これらの出向や異動は、成長、勉強のためではあるのですが、一方で「精神力を鍛えるため」とも言われているんですよ。
精神的負荷の大きい出向、異動でメンタル的に強い人を探している、育てているという過程があるというわけです。
となれば、やはり異動や出向なしに重要ポストへの出世は難しいでしょう。
公務員はうつ病での休職後、配慮として
ハードな業務・役職は就かないようにされる
→高い評価が得られなくなる
→より昇進が難しくなる
公務員がうつ病で休職した場合、免職させられるケースがある⁉
心身の故障に関して、治癒し難く、職務に支障をきたす場合や、休職、休暇の期間が満了するときに治る見込みがない場合などに「分限処分」を受ける可能性がある。
公務員には「分限処分」というものがあります。
職務に対する適格性を欠くと判断された場合や、心身の故障で職務をやりとげることができない場合などに適用されるものです。
「分限処分」には
- 免職→職員としての身分を失う。やめさせられる
- 降任→現在の職よりも下位の職に就く
- 休職→職は保有できるが、一定期間職務に従事できない
- 降給→給料が現在より低くなる
の4つの種類がありますが、実際は休職となることが多いようです。
例えば地方公務員の場合、心身の故障で分限処分を受けた人数とその割合は
心身の故障で分限処分を受けた人数(単位:人) | ||||
免職 | 降任 | 休職 | 降給 | |
令和元年 | 27 | 36 | 27,123 | - |
令和30年度 | 29 | 40 | 25,093 | - |
(参照:総務省)
となっています。
うつ(心身の故障)の場合の免職がどのように決まるのかは
- 3年間の病気休職期間が満了するにもかかわらず、心身の故障の回復が不十分で、仕事をやりとげていくのが難しい場合
- 病気休職中、職務を遂行できるようになる見込みがないと判断される場合
であったり、
- 病気休暇や病気休職を繰り返しその期間の累計が3年を超え、そのような状態が今後も続き職務の遂行に支障があると見込まれる場合
で、2名のお医者さんに受診したうえで、処分が下る流れになっています。
降任の場合も医師2名によって「治癒し難い心身の故障」と判断されることが条件ではあります。
心の病気というのは改善の余地があるとされることが多いです。
つまり、そうそう簡単に降格や免職させられるわけではありません。
しかし、現に処分を受けている人はいます。
例えば出世しようと頑張って、短期間で復職したいと思うこともあるかもしれません。
しかし本当は治っていないのに無理するとうつが再発し、休職を繰り替えしたり悪化させることもあるでしょう。その結果こういった処分の対象になってしまうことが無いとは言えません。
うつというのは本当に治すの難しい病気ですから、まずはしっかり休みましょう。
公務員で出世したいと思う人ほど、うつやうつの再発には注意
- 公務員は出世するためするために、やりたくないことでもやり続けないといけない場合がある
- 出世するために頑張っても評価されにくく、うつの原因になるケースも
- 出世できたとしても、負担はより大きくなるということを忘れずに
公務員で出世したいと思うほど、うつになったり一度良くなったものが再発してしまうことがあります。
公務員が出世するためにはとにかく我慢が必用
公務員は売上というものが無いので、民間企業に比べて評価を数値化しにくいところがあります。
評価対象の大半を「数字」としている企業であれば、「休職期間を経ても復職後に高い業績をあげれば将来の昇進・昇格は十分に可能」と言えるでしょう。
しかし公務員はそうもいかないわけなんですよね。
公務員も表向きは、勤務成績などで評価が決まるとはされています。
しかし実際出世するためには
- エリートコースに配属される(異動を繰り返す)
- 自分を抑えて上司に気に入られる
- 無駄だと思っても余計なことは言わずひたすらこなす
- サービス残業も当たり前にやる
ということが必用なんです。
周りの職員の20倍程度仕事ができているからといって、出世するわけではない。
例えばクソ忙しい国家公務員ならば、サービス残業いっぱいあって能力を求められて、50歳前まで順調に出世して手取り20万円台というのはよくあること。
つまり、一般的な日本の企業はダメだわ。
適当な地方国立医行け。— とつげき東北⛅ (@totutohoku) June 9, 2021
つまり、やりたくないことや「変だな…」と思うようなことでもとりあえずやり続けないといけません。
それでうつになったり、うつが再発したりする人もいます。
公務員はいくら頑張っても評価は変わりにくいし出世に繋がらない
一度休職したりうつとなると「使えない人扱い」、「評価されにくい」=「出世しにくい」対象となってしまうことが多いです。
しかし「それでも死ぬほど頑張ればだれか見てくれて、出世に繋がるだろう」とか、どこかで期待している自分がいませんか。でもそれは難しいです。
そもそも公務員は、なんとか出世したくて評価をあげようと頑張っても、空回りすることがよくあるんです。真面目な性格であればあるほど、それがまた精神的ダメージになります。
地方公務員ってどんな職業かというと、早く帰れば帰るほど仕事を増やされて、真面目にやればやるほどキツさが増して、無駄なことをすればするほど出世する、そんな仕事です。
— A錠@公務員 (@qik_komujyo) March 4, 2019
霞ヶ関の公務員の評価は、大体AかB。
入ってしまえば頑張っても頑張らなくても良い、差がつかない評価。過激派が入れる組織だったりおかしいところだらけ。
— サンド (@kiichanday) June 27, 2021
出世後の負担は半端ない
公務員の出世にはメリット以外にもデメリットになりえる部分も結構あるんです。
今までうつじゃなかった人でもうつになってしまうほどです。
正直、デメリットがメリットを上回るので出世したくないという人もいますね。
仮に出世できたとしても、部下を抱え、業務範囲も広くなると大きな負担がかかりますよ。
しかも、自分だけでなく部下がうつになる場合もあります。
その部下のうつ病に対応するのも相当な精神力が必用です。
出世への影響が心配でうつ病による休職を悩んでいる公務員のあなたへ。僕のおすすめをお伝えします
まずはしっかり休むこと。
休んでいる間にやれることは結構ります。
つらいのに出世も気になるというあなた。
きっと、真面目できっちりしていて頑張り屋さんでしょう。
実はそういった人ほど、うつになりやすいです。
しかもうつになった自分を責めたり、周りの目を気にしたりもして余計に苦しんでないでしょうか。
僕も公務員時代、辛い思いをしたうちの一人です。
だからこそ言いますが、まずはしっかり休んでください。
「出世になるべく響かないように…」などと言って1か月そこそこで復帰しようとしている人や、「休まずに治療できないかな」と言う人もいます。
しかし、我慢して、我慢して、頑張って頑張って限界を超えた結果のうつですから、そんなに簡単に治るものでもないです。
良くなったかな?と思っても治っていない場合もありますし、もともとの性格や環境が複雑に絡んでいるので再発もよくあります。
焦ってがむしゃらに進んでもいいことはありません。
「そんなこと言ったって焦るよ」という気持ちもあるかもしれませんが、一度よく考えてみてください。
なぜ、公務員になったのか?
なぜ、出世したいと思うのか?
「出世したら少しでもお給料が増えるから」であれば、もっと他にも方法はあります。
家族の幸せのためなら、「公務員そのもの」を見直しても良いかもしれないと思うほどです。
正直、僕はあれ以上続けていたらどうなっていたかな…と思います。
新しいことを始めるのは勇気がいります。
ただ、公務員を辞めないまでも、自分の評価を数字で見られるような副業などは精神的にもいいかなと思いますよ。
外部との関わりを持つことで視野も広がりますし、収入を増やしたいというのがあるのであれば、頑張りしだいで叶う可能性もありますしね。
ぜひ、「自分を幸せにする方法は本当は何なのか?」を探して見つけてくださいね。
まとめ
- 公務員はうつ病になっても出世できるのか? →休職してしまうと出世は難しくなる
- 公務員はうつ病で休職した場合、長引くと免職や降格させられるケースもある
- 出世したいと思う気持ちが余計にうつを引き起こす原因にもなりかねない
- 出世への影響が心配でうつ病による休職を悩んでいるかもしれないが、まずはしっかりやすむこと
ぜひ、あなた自身を大切に、「自分の幸せ」を手に入れる行動をしてみてくださいね。
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まいど、ひろきんです。
で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。
僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで
月100万以上稼ぐことに成功して
公務員辞めました。
たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。
正直、やったら誰でもできると思います。
僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。
月収100万物語を暇つぶしに読んでみる
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