まいどひろきんです。
仕事してるときに、命令口調で支持されたりして、「本当に、腹立つ!」と思ってしまう上司というのがいませんか?
僕も公務員時代には「なんで、あんなに偉そうなにできるの?」って思ったことも多々ありました。
でも実は、このような「うざい上司」は自分で作り出しているのかも、って知ってましたか?
今日は年間1000冊本を読む僕が、世界でも有名な「アドラー心理学」などから、そんな上司への対処に役立つ方法を抜粋してお伝えします。
嫌いな上司や先輩ほど命令口調がうざい
命令口調で何か言われると、やる気を完全にそがれますよね。
やれとか、
やっとけ、
とか、言えや
とかね。
「なんでそんな風に言われなきゃいけないの」と腹が立つこともあるでしょう。
ひどいと一日中もやもやして、家に帰ってからお風呂の中で「あ゛~」と叫んじゃうかもしれませんね。
そうならないために、知っておくといいことがあります。
他人の課題に踏み込まない
命令口調とか、強い言葉で言われると
「なんで怒ってるの?そんな言い方する必要なくない?」と思いますよね。
でもその態度にあなたが反応する必要はないんです。
理不尽な態度を改めなければいけないのはその上司の課題であり、あなたの課題ではありません。
アドラーが提唱した心理学の中に「課題の分離」と言われているものがあります。
自分では人の言い方をコントロールできません。例えその上司一人に命令口調を辞めさせても、また同じような人がどんどん出てきたら全員に辞めさせるのは無理がありますしね。
自分にコントロールできないことに一喜一憂しないことです。
行動の選択は自分でする
命令口調だから「うざい上司」「嫌い」「いるだけでストレス感じるわー」と嫌な気持ちになっていませんか?
でも、実はそれって、「命令口調のその上司のことがむかつく」のではないかもしれないんです。
人は、自分で自分の行動を決定しないとすごく不快になるんです。
これは「心理的リアクタンス」といいます。これはアドラーではなく、アメリカのジャック・ブルームという心理学者が提唱しました。
「命令口調」が嫌なんではなく、「言われたからそれをやらなきゃいけない状況」が嫌なんです。
子供のころお母さんに「宿題やりなさい」「部屋片づけなさい」って言われて、「やろうと思ってたのにやる気なくなったわ」と感じた経験はないでしょうか。まさにこれです。
自分でやろうと思ってやるのは良いのに、人から言われると嫌なんです。
つまり上司から「○○やれ」と言われたら、命令口調かどうかはいったん横に置いておいて、「自分がそれをするべきか、しないのか。するべきならする」と自分で決めると良いですよ。
「命令口調で怖いから、従わなきゃ」と思って従うかもしれません。でも、それだと上司の命令口調はいつまでも変わらないでしょう。
あなたが怖がってることや我慢していることは相手に伝わりません。思ったほど伝わらないどころか、全然伝わらないことの方が多いです。
その上司はなぜ命令口調で物を言ってくるのか?あなたが命令口調じゃないと仕事をしないと思っているのでしょうか。それとも、たまたま機嫌が悪いのでしょうか。
いずれにしても、あなたがやるべきことはそれに反応して無駄な怒りを感じたり、びくびく怖い思いを感じることではありませんね。
命令口調が嫌だとかそういう感情に振り回されず(課題の分離)、言われたことがやるべきことだったらやる(自分で行動を決定)、という毅然とした気持ちと態度でいることです。
上司の命令口調の原因-立場が人を作る
自分が役職を手に入れたり上の立場に立った途端に急に偉そうになる人がかなり僕の会社にいました。
あなたの会社にもいるかもしれませんね。
あーはなりたくないなーといつも思っていましたし、絶対にならならないと固く誓っていました。
アドラーの心理学でも言われていますが、「悩み」の原因の多くは人間関係です。
まじで、人間関係は仕事のすべてを決めると言っても過言ではないくらい、大きな比率を占めていると思います。
正直に言うと、僕が起業して一番良かったことは「こういう残念な人たちと一緒に一緒の時間を過ごさなくてもよくなった」ということです 。
苦手な人はいる。好きにはならなくいい。
苦手な人ってどうしてもいます。
世界中の全員を好きになれるかっていったら、そんなことはありません。
これは、会社を変えても同じことです。職場の全員を好きになれる確率は相当低いです。
ではどうするのか?
まあ、これは難しいですけど、好きにならなくても、「普通」って思えれば成功です。
普通以上、好き以下くらいまでに、今まで嫌いだった人を持っていけたら、「大成功」と思いましょう。
そうしたら、だいぶ楽になります。
「誰にでも苦手な人はいる」という考えと、「一定の距離を保つ」という二つの考えを持ちましょう。
僕のようにネットビジネスをしていても、まったく人と関わらないということはできません。
何かを必要とする「相手」がいなければ仕事も生まれませんからね。
つまり、人は何かしらの集団の中で生きているわけで、そこから外れることはできません。
その中に一人や二人くらい、苦手な人が出てきても当然なんです。だから、「こういう相手もいるなあ」くらいな感じで、一歩引いて接すればいいんです。
上司もストレスはたまるし、愚痴も言う。にんげんだもの
上司はなぜきつい口調で言ってきたり、命令口調になったりするのかを冷静に考えてみます。
これには大まかに3タイプあると思われます。
- リーダー気質
- 職人気質
- 心が弱い
命令口調の人あるある:リーダー気質
リーダー気質の人は指示、叱咤をよくするのでちょっと怖い気もしてしまいますが、計画の立案なども得意です。実際に行動力があってチームの目標達成率も高かったりします。仲良くなれば、面倒もよく見てくれるタイプです。
命令口調の人あるある:職人気質
職人気質の人は、仲良くはなりづらいかもしれません。自分の仕事に没頭しやすく、人付き合いも苦手な人が多いです。しかし、仕事に対して真面目で、よく観察すると「悪い人ではない」というのがよくわかることが多いです。仕事面でも尊敬できれば、命令口調もそんなに気にならなくなってくると思います。
命令口調の人あるある:心が弱い
心が弱い人も命令口調になりがちです。
イライラするのはこのタイプの人に対してが多いかもしれません。
心が弱いので、人からどう思われてるのかがすごく気になって仕方ないんですよ。上下関係にもびくびくしてます。
自分の上司にはペコペコし、機嫌を伺い、後輩には強く当たって威厳を保とうとするんです。
不安なので、仕事や力量ではなく、言葉で上下関係を維持するという方法しかできないんです。
怒ってる人いても気にせんでい~ですよ。
怒りん星からやってきた人だと考えましょう。真剣に受け止める必要はありません。
上司の命令口調から嫌い→仕事を辞めたいに発展…そんなストレスを溜め込むあなたへ
僕もこのような上司によって心が傷ついた一人です。
どうでもいいミスを指摘され怒声を浴びせられました。
残念な攻撃は辞めるまでずっと続きましたよ。
あーーこの時間もったいないなーとか考えながらも、考えてしまうのです。
「あの人さえいなければ…」と何度思ったか。
でもね、「仕事がはかどらないのはあの人がむかつくから」とか、それはただの言い訳になってしまいます。
そこにいるのが本当に嫌なら、自分がその環境から抜け出す努力、行動をしないといけないんですよね。
逆に、怒りのパワーがあるから行動できるっていう事もあると思います。
僕も、職場が嫌でたまらなかったので「起業してみせる!!」と思い行動できたのだと思います。
これが別にのほほんとした生活を送っていたら、なんとなく公務員を続け、ずるずると人生を終わらせていたでしょう。
あなたもあなたのそのエネルギーをちょっと違う方向に向けたら、すごいことができるかもしれません。
僕については「初めましての自己紹介。公務員を退職したひろきんです。」でも書いています。
他にも仕事に役立つ考え方や、現状を変えたい時におススメの方法などについても記事にしています。
是非チェックしてみてくださいね。
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