公務員の年末年始。休みはいつから?正月休みの無い職種はある?

公務員 年末年始 アイキャッチ
この記事の著者:ひろきん
プロフィール:5年間の公務員時代に副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て退職。
現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
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まいど、ひろきんです。

今日は公務員の年末年始の休暇について書いています。

日にちは決まっている?

何日間くらいとれるの?

と、気になっている場合などは参考にしてみてくださいね。

 

【2022-2023】公務員の年末年始の休暇はいつからいつまで?何日間?

▼2022年12月~2023年1月

2022年 12月          
(日) (月) (火) (水) (木) (金) (土)
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4 5 6 7 8 9 10
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18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

 

2023年 1月          
(日) (月) (火) (水) (木) (金) (土)
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

公務員の年末年始の休暇は、基本的には12月29日~1月3日の6日間ということが多いです。

前後に土日がつけば、より長い連休になりますよ。

しかし、2022年末から2023年明けの年末年始は土日とくっつきません。そのため6連休という人が多いでしょう。

年次休暇や特別休暇とはつなげられる?

公務員には「年次休暇」という、いわゆる有給休暇や、「特別休暇」があります。

制度上は”公務の運営の支障”が無い限り、それらの休暇とつなげても大丈夫な職場が多いと思います。

しかし、実際に年休をつなげている人は少ない職場も多いと思いますね。

みんな取れるなら取りたいけど全員が取るわけにはいきませんから。

人間関係とか考えると、めんどくさくなっちゃうこともあると思うんです。

 

一方で、年末年始休暇+年休をやっている人は0ではありません。

職場の慣習や雰囲気によりますが、「取れるものは取る」というタイプの人もいます。

夏季休暇や年末年始のタイミングにしか長期休暇を取るのが難しいということもありますしね。

 

また、新型コロナウイルスの感染拡大において「分散して休みを取りましょう」という取り組みの一環としてあえて年末年始に長期休暇を取るようにしているところもあるようですよ。

 

国家公務員の年末年始はいつからいつまで?正月休みが無い職種はある?

国家公務員の年末年始の休暇は基本的に12月29日~1月3日の6日間です。

何もなければその間は休めることが多いです。

ただし、当直のある仕事や緊急事態には年末年始も出勤する可能性があります

国家公務員の年末年始の休みに関しては、法律や規則で定められている

国家公務員の休暇に関しては、法律で定められています。

一般職の方は

【国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日(以下「祝日法による休日」という。)には、特に勤務することを命ぜられる者を除き、正規の勤務時間においても勤務することを要しない。

十二月二十九日から翌年の一月三日までの日(祝日法による休日を除く。以下「年末年始の休日」という。)についても、同様とする。】

と「一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律」の中で決まっています。

要するに、特別に命じられていなければ、12月29~1月3日は休みで良いですよ、ということですね。

 

一般職とは別に、自衛隊には「自衛隊法施行規則」という規則があります。自衛官の年末年始の休みについてはその中に決まりがありますよ。

一般職と違い、自衛官の年末年始の休暇は『特別休暇』となっています。

日にちは

【年末及び年始の場合 十二月二十九日から翌年一月三日までの期間。隊務の運営に支障がある場合にあつては、十二月二十九日から翌年二月二十七日までの間における六日】

と定められているほか、

特別休暇(防衛大臣が定めるものを除く。)については、防衛大臣の定めるところにより、所属長の承認を受けなければならない。】

となっています。

つまり、年末年始の休暇として6日間は休める。けど、期間内に取らないといけない。ということですね。

中には前半後半で分かれて休みを取るというところもあるようです。

普段から交代勤務、当直アリの仕事は年末年始もシフト勤務になることが多い

日常、24時間/365日体制が必要な職種は、年末年始も全員でまとまった休みを取らないことが多いです。

例えば

  • 警備や監視業務
  • 人や動植物の世話
  • 緊急に備えて待機が必要

などの場合ですね。

そういった仕事がある職種には

  • 内閣の危機管理
  • 自衛隊、航空管制官
  • 海上保安庁の職員
  • 警察庁本庁で被疑者等の身元、犯罪経歴等の照会の処理をする職員
  • 警察庁の皇宮警察や宮内庁、御料牧場で動物や植物の管理をする職員
  • 法務省の職員(刑務所や少年院のような矯正施設で働く刑務官、法務教官/保護観察所の職員など)
  • 国営の病院や施設で入院や緊急外来に対応する職員
  • 障がい者支援施設や国立児童自立支援施設で入所者の生活介助をする職員
  • 気象庁などで観測をする職員

なんかがあります。

このことは人事院規則一五―一四(職員の勤務時間、休日及び休暇)にも詳細がありますよ。

 

休みでも、緊急のときに出勤になる人もいる。それは年末年始も同じ。

年末年始に休みを取っても、緊急事態には出勤することもあります。

緊急事態
  • 地震災害風水害
  • 火山災害等の大規模な自然災害
  • 航空・鉄道・原子力事故等の重大事故
  • ハイジャック
  • NBC(核物質、生物剤又は化学剤若しくはこれらを使用する兵器)・爆弾テロ
  • 重要施設テロ
  • サイバーテロ
  • 領海侵入
  • 武装不審船等の重大事件
  • 核実験、弾道ミサイル
  • 新型インフルエンザの発生

など

▼緊急時の参集について

国家公務員 緊急 休日でも参集

引用:内閣官房

必ずではありませんが、年末に中国の尖閣水域接近があったりしますね。

それ対して官邸対策室が設けられたり、海上保安庁の方が警戒監視したりしてます。

領空侵犯に対して自衛隊が出ることもありますね。

過去には、2000年になるときのコンピューター問題で年末年始に内閣官房や関係中央省庁で延べ10000人で対応したということもありましたよ。

 

地方公務員の年末年始休暇

地方公務員の年末年始の休暇は、国家公務員同様、基本的には12月29日~1月3日です。

ただし、24時間、365日体制の部署や、緊急時の出勤などがあります。その点でも国家公務員と同じです。

普段宿直があり、年末年始もシフト出勤の可能性が高いのは

  • 警察
  • 消防
  • 医療従事者

などですね。

自治体によって異なりますが、

  • 防災、危機管理担当

になると、年末年始出勤や宿直、休みでも”待機”となるケースもあります。

また、

  • 福祉保健局、福祉事務所

などでは、生活困窮者支援や”女性の方の相談窓口”を設けていることもあり、担当になれば年末年始出勤の可能性もあるでしょう。

緊急事態、という点では新型コロナウイルス感染症の対応もありますね。各都道府県などで年末年始も相談窓口を開いたり、保健所が対応に当たったりしています。

https://twitter.com/ycc_hf/status/1500400401106882561

教職員では部活動で休めない、という人もいます。

例えば高校サッカーやラグビーフットボールの全国大会は年末年始にやっていますよね。

それを応援するチアや吹奏楽、応援団が応援に行くなら顧問や引率の先生も必要です。

見ている側は感動しますし、やっている側も達成感などがあるとは思いますが、生徒も先生も大変でしょうね。

 

ちなみに、権利上、部活の顧問は拒否することもできます。でも断れない人もいると思います。

指導員を外部にお願いする、検討しているという自治体もありますよね。

しかし、市町村立の学校では、取り組んでいない、取り組む予定はない、取り組む余地が無いという学校もあるようです。

部活 指導員 

引用:令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果 

さらには、成績をつけたりする業務を時間をかけてミスなくやるために、年末年始も使うなどという人もいるようです。

しかし教員の場合『残業代』が出るわけでもなく、自主的ならばたとえ年末年始を使っても手当がでるわけではありません。

https://twitter.com/kayoko309/status/1418351510266646529

元公安職時代の僕の年末年始

僕は元公安系の公務員でした。

警察でも

  • 交番、駐在所
  • 留置管理
  • 高速道路交通警察隊
  • 機動捜査隊

などは24時間、365日体制ですね。

警察でも土日が休みの通常勤務の人や、土日も含めた勤務、3交代、4交代など、所属によっていろいろあります。

僕は実際に、「正月に出勤」ありの交代制で、年末年始であろうと変わらず24時間拘束が3日に1回ありましたよ

▼警視庁(4交代制)の例

警視庁 シフト 例

引用:警視庁

▼神奈川県警の例

神奈川県警 シフト

引用:神奈川県警

▼大阪府警の例

大阪府警 勤務形態

引用:大阪府警

また、大きな事件があれば年末とか関係なく出動することもあります。

 

まとめ

  • 公務員の年末年始の休暇は基本的に12月29日~1月3日の6日間
  • 職種や団体の事情や、分散取得や年次休暇取得の推奨などを受け、時期がずれたり、長く休む人もいる
  • 自衛隊など24時間、365体制の職種、部署は年末年始もシフト制になることが多い
  • 国家公務員も地方公務員も緊急事態時には休みの日でも出勤になることがある

公務員は休みがしっかりあることが多く、羨ましいと言われたりもします。

一方で、もともとお正月だろうと関係ない部署もありますし、何かあったら出勤しないといけないというのは、年末年始に限らずあります。

公務員だから一律でこう、ということはないわけです。

土日でも関係なく出勤していた元公務員の僕の個人的な意見としては、「休みだけで決めることではないけど、家族ができたらどのくらい家にいて一緒に過ごせるのかというのは結構重要だと思うよ」というのがあります。

これから公務員になろうと思っている人は、そのあたりも考えて職種を選んだりしてみてくださいね。

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まいど、ひろきんです。

で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。

僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで

月100万以上稼ぐことに成功して

公務員辞めました。

たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。

月収100万物語を暇つぶしに読んでみる

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