なぜ出来杉くんは主人公になれなかったのか?

この記事の著者:ひろきん
プロフィール:5年間の公務員時代に副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て退職。
現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
無料のマンガ版「LIFE BREAK」を読む。

まいどひろきんです。

今日はこんな話。

 

動画でも見れます。

はい!毎度ひろきんです♪

今回は、なぜ出来杉くんは主人公になれなかったのか?というテーマでお話していきたいと思います!

結論は、ずばり「出来すぎだから」です。(笑)

今回はドラえもんに出てくる、わき役の出木杉君に焦点を当ててみます。
なぜ出木杉君は主人公になれなかったのか、出木杉君が主人公になっていたらどんなマンガになっていたのか、といった観点から深く掘り下げて行ってみたいと思います!

出木杉君が主人公だと、単純につまらない!

僕の考え方からすると、出木杉君が主人公になったら単純に面白くないと思うんですよね。
なぜならば、なんでも出来ちゃうからです。

そういえば出木杉君の下の名前って知ってます?
出木杉英才(ひでとし)っていうんですって!!!

”英才”と書いて、”ひでとし”と読む…。
この名前のキャラクターが主人公になったら、まずドラえもん必要ありませんよね。(笑)

ドラえもんに頼らず、自分でどんどん何でも解決していくでしょう。
多分美女と結婚するだろうし、おそらく医者、弁護士あたりを狙っていく素材(キャラ)ですよね。

出木杉君は将来こんな感じの仕事してるはずです。(笑)↓

年収1000万を一番最初に越えるのは、医者.弁護士.会計士.一流企業社員.起業家のどれか?

こんな天才が主人公になって、何が面白いんだ!?という話です。
ここからマンガ「ドラえもん」がずっと愛されている秘訣が見えてくるんですよね。

「ドラえもん」がヒットする理由

ドラえもんから、何かビジネスに役立つことや盗めることはないか?という観点から考えてみました。
すると、マンガをヒットさせるシナリオ作りも、ビジネスのやり方も一緒だったんですよね。

ドラえもんもビジネスも一緒で、ちゃんとテンプレートに沿っています。
適当にキャラクターを作っているわけではありません。

ちゃんとキャラクターなりに「このキャラクターにはこれが必要だ」「主人公にはこういったものが必要だ」みたいなものが必ずちゃんとあるんですよね。
そこを外してしまうとヒット作にはならないということです。

僕はドラえもんものび太も、2人とも主人公だと思っています。
では、なぜのび太は主人公になれたのでしょうか?

のび太の特徴をみていくと、その理由が分かってきます。

のび太の特徴
・髪型も眼鏡も全部ダサい
・頭が悪い
・女々しい
・すぐ人を頼る
・すぐ調子に乗る

こういう弱みは、のび太の魅力でもあります。
また、それをさらけ出しているところものび太の魅力になっています。

他にも優しい、射的がうまい、あやとりがうまいといった、純粋に良いところもあるんですが…。
でも客観的に見て、普通にダメダメじゃないですか。

しかし、これをのび太自身も自分を受け入れて、弱みをちゃんと見せていますよね。

「ドラえもん助けて~」って、すぐに泣くでしょ?
これがのび太の魅力なんです。

するとドラえもんが「もうしょうがないな~」と良い道具をたくさん出してくれます。

マンガにはヒットするテンプレートがある

これってドラえもんだけではなく、主人公に対する構造は、他のヒット作でも同じ流れなんです。
気付きましたか?

たとえば、ワンピースはどうでしょう。
主人公のルフィ、強いですよね!ゴム、長いですよね!(?)
強いし、男気があるし、めっちゃいいですよね。

でも欠点がたくさんあります。
ルフィ本人も「仲間がいないと何もできないんだ」とよく言っていますよね。

海に入ることもできないので、他の人に助けてもらわないといけません。
のび太と同じように強みもあるけど、弱みがあるんです。

でも、それをちゃんとそれを受け入れています。
ワンピースがヒットしたのは、このようにドラえもんと構造が似ているからだと思うんですよね。

ドラゴンボールはどうでしょうか。
孫悟空はちょっとのび太とは違いますが、いつも最初は敵に負けちゃいますよね。

出木杉くんだったらテストで100点取って「ハイ、チャンチャン♪」で終わりますが、孫悟空は敵が出てきたらまず勝てないですよね。

というか、すぐ勝ったら面白くないですよね?

セルとかフリーザとかが最初出てきたときは、「ありえねぇ!絶対勝てねぇ!!」というところからの修行じゃないですか。
それで修行して、努力して、それからやっと倒す、という流れがあるからこそ、人は惹きつけられるんですよね。

そんな感じでワンピースやドラえもんなど他のヒット作を見てもらっても分かるように、主人公は弱みを持っています。

つまり「隙」の部分です。

完璧じゃないからこそ、人間味が溢れ出る愛おしいキャラクターになっていくわけですよね。

AKBは最高のビジネスモデル

最近の流れとして、芸能界でも同じような流れを感じます。

例えばAKBには、めちゃくちゃ美人がいる!というわけではないですよね。
AKBのコンセプトがクラスで3番目くらいに可愛い集団、だったと思います。

完璧なスタイルで超キレイな人は、AKBに僕が知る限りはいないです。

でもやっぱり何かでクラスで1番になることも重要ですよ!(笑)↓

何でもいいからクラスで1番取ると自信つく。1番て強烈な印象は生涯残る

不祥事を起こしたりして坊主にした方もいらっしゃるじゃないですか。
美人度でいうとそこまで高くはありませんが、それでもガンガン世に出てる方たちがいるわけです。

それはなぜかというと、それぞれメンバーが自分の弱みを知っているし、弱みの部分を出しているからなんですよね。
だからこそ、応援したくなるんです。

最初は歌もダンスも下手くそだったけど、どんどん上手になっていく姿にファンは感情移入していけるわけで。
頑張っている姿を見て感動して、ファンになっていっているんです。

で、そういった苦労する部分や辛かった部分などの努力している部分を、AKBは隠さずに見せるわけですよ。
DVDとかでもめちゃくちゃ怒られているシーンもあったりします。

AKBのそういったところが、ビジネスをする上で重要なモデルになります。
本当に素晴らしいビジネスシステムを作っていて、ビジネスモデルとしては最強です。

AKBから学べることは山ほどあります。
のび太もAKBと同じなんです。
…いや、ちょっと違いますけど。(笑)

でも構造的には似ている部分が結構あるんですよね!

AKBのみんなって、のび太なんですよ。
ちょっとニュアンスおかしいですけど、AKBに出木杉君はいないわけですよ。

のび太ばっかりだからこそ「この子はこれができるけど、これが苦手。だから頑張って総選挙で1位を取るために応援しよう!僕らができることは何だろう?探していこう!」と、ファン同士で繋がりができたりする中で人気が出たわけです。

AKBの中にミスジャパンのような人はいないですよね?
出来すぎている人、完璧すぎる人は魅力に欠けるところがあります。

完璧すぎると、応援する対象というよりも、1つのアートのような存在になってしまいます。
感情移入することが難しくなるというか…
これが正しいかどうかは別として、僕の考え方はこんな感じです。

なんでも出来すぎると面白みがなくなる

出木杉君が主人公だったら、ドラえもんは出てきていないと思います。
普通にジャイアンやスネ夫とも良い関係を保って、しずかちゃんとすんなり結婚しちゃうかもしれないですよね。

のび太のことなんて、眼中にないストーリーになってしまうでしょう。(笑)

出木杉君のいいところとはどこでしょう?

出木杉君のいいところ
かっこいい
頭が良い
優しい

出木杉君の魅力はこのようなところです。
要するに完璧すぎて面白みがないんですよね。
だからこそ、わき役が最適になるんです。

こういったすごく出来る人たちは、わき役になることが多いです。

出木杉君にも、ちょっと弱みがあったら面白かったかもしれないですね。
例えば運動が超苦手、女の子と話すときだけ顔が真っ赤になって上手く話せないとか。

そうやって1個弱みがあるだけで面白いキャラクターになりますよね。
こうなると主人公にしても良いかもしれません。

主人公が最初はできなかったことも、どんどん上達していくようなマンガって結構あります。
たとえばベイビーステップというテニスの漫画は、テニスを知らないけれど頭脳で勝負するという内容です。

スラムダンクは、バスケのことを何も知らなかった桜木花道が驚異的な身体能力と努力で、現実離れしたスピードで上手くなっていきますよね!見ていて超気持ちいい!!

スラムダンクの話をしたら10時間以上必要になってしまうのでやめておきます。(笑)

ビジネスをする上で、のび太から学べること

出木杉君が主人公になれなかった理由は、一番初めにお伝えしたように「出来すぎているから」です。

何もかも出来すぎていて、人間的な魅力である弱みなどをさらけ出していないところが、主人公になれなかった理由だと思います。

ここで今回皆様にお伝えしたいことは「のび太を目指そう」ということです。

弱みは恥ずかしくないです。弱みは強みです。

何でもそうなんですが、一つの物事には表と裏が必ずあります。
誰かが「好き」といったものも、必ず「嫌い」と言う人がいます。

弱みはひっくり返せば強みになります。
長所と短所は紙一重じゃないですか。

「物事を集中してできる」長所は、「視野が狭くなって他のものが見えなくなる」という短所じゃないですか。
長所は短所に言い換えられるし、短所も長所に言い換えられます。言い方次第ですよね。

このように、弱みは強みになるんです。
AKBは弱みをうまく使っているビジネスモデスです。
だからこそみんなAKBを好きになってしまうんです。

のび太に対して「なんか嫌いになれない」と思うのは、こういった部分が裏にあるわけです。

出木杉君も嫌われるキャラではありません。
でも出木杉君を「好き」であっても、キャラクターとして魅力的なのか?と言われるとちょっと難しいと思います。

もし「弱みを見せていない」「プライドがあって人に泣いている姿を見せたくない」なんて考えている人は、そんなの全部ゴミ箱に捨ててください!

のび太を目指して弱みをさらけだしていくと、他人が自分の魅力に気付いてくれる可能性が出てくる!ということです。

何の話やねーん!って部分もありましたが、のび太から学べることはたくさんあります。

のび太と出木杉君だったら、自分はどっちの方を応援したいか。
何故そう思ったかという部分を自分の中に取り入れていくと、ビジネスもうまくやっていける可能性が高くなります。

まとめ

今回のまとめは、弱みをもっと使っていきましょう。
弱みは隠さないで良い!ということです。

だからこそ、僕は学歴コンプレックスってめっちゃ言ってますからね。
「僕は全然勉強できない、だから3流大学に行った」ということをずっと伝えています。

学歴コンプレックスが辛い!解消して克服する方法をたった一つだけ発見

だからこそ僕は他の部分で頑張りました。
その部分に魅力を感じてくれる人がいらっしゃるわけです。

このように、弱みの部分をさらけ出して、個性に変えていきましょう!

ということで、以上です!

ひろきんでした。
ありがとうございました!

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まいど、ひろきんです。

で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。

僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで

月100万以上稼ぐことに成功して

公務員辞めました。

たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。

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