まいど、ひろきんです。
公務員試験の面接や官庁訪問で「最近気になるニュース」を聞かれることがあります。
では、どんなニュースに目を通しておくのが良いのでしょうか。
おすすめの内容や答え方はあるのか?
NGなニュースはあるか?
面接対策中の場合は、参考にしてみてくださいね。
公務員は面接、官庁訪問で最近のニュースについて聞かれることが多い

公務員試験の面接や官庁訪問では、最近のニュースについて触れることが多いです。
例えば
- 最近気になるニュースはありますか?
- 最近、○○というニュースが出ていましたが、それについてどう思いますか?
と聞かれる、というケースがあります。
この質問などで
- 情報への感度の高さ
- 考えや興味の方向性
- 社会問題を理解しているか
というのを測っていると考えられます。
そして、元公安職の僕の経験から言うと、
- この質問をされることが多いとわかったうえで、ちゃんと答えを準備しているか
- 奇をてらった答えは必要ない
- 癖のない発言ができるか
が大事だと思います。
自分らしさを盛り込むのは大事なんですが、ベンチャー企業に好まれるような突飛な答えをすると「うーん…」と思われることがあります。
公務員としての適性があるか判断する要素とされているわけですね。
直接ニュースについて質問をされなかったとしても、時事問題を解くのに役立ったり、集団討論にも活用できる可能があります。
調べたことを絡めて話せると好印象になることもありますよ。
公務員試験前、ニュースの仕入れ先のおすすめはある?

普段ニュースはネットで見てます、という人も多いかもしれませんね。
ネット以外にも
- 新聞(紙)
- テレビ
- ラジオ
- 本
などもありますが、公務員試験のためにはどこから情報を得るのが良いのでしょうか。
試験対策にはネットで十分?
ネットニュースって便利ですよね。最新のニュースや「みんなが興味ありそうな」ニュースを知るのにもいいでしょう。
また、全国紙や経済新聞などもネット配信されているので、それを活用するというのも良いでしょう。
ただ、ネットだとタイトルをクリックしないと本文が読めないということが多く、自然と興味のあるものしか読まなくなってしまうこともあります。
さらに、配信元が小さい会社の場合などで、記者や取材にコストがかけられなくて十分な取材、分析が行われていない、というケースもあるようです。信ぴょう性には注意が必要ですね。
新聞は読んだ方が良い?
面接対策に新聞を読んだ方が良いと聞いたり言われたりすることもあるかもしれません。
新聞社は多くの記者を抱えていて、その分取材も多く行われています。
「ニュースの解析や分析は紙の方が力を入れている」という配信元もありますね。
また新聞(紙)なら普段興味ない記事でも目を通しやすいですし、スクラップすると読み返すのも便利なのと同時に「情報収集&整理」の力もつけやすいです。
全国紙、経済紙、地方公務員を目指す場合は地方紙などで情報を手に入れるのも良いと思いますよ。
ただし、何誌も買うのはお金がかかります。読むのも大変ですよね。買うだけ買って「結局読まなかったわ…」とならないようにしましょう。
ラジオなら「ながら」で情報が手に入る。ただし、流しているだけでは効果薄
僕は音声学習などもおすすめしています。
通学しながら、軽い運動をしながらなどの時間でできますからね。
また、文字で読むのは「読むぞ!」というエネルギーが要るため、聞く方が楽という場合もあります。
そういった点はラジオも同様でしょう。
ただ、ながらでできるとは言っても、集中が必要なことと同時は避けた方が良いでしょう。「全く頭に入っていない」となりがちだったり、「やってたことへの集中力も落ちてしまった」という可能性もあります。それだと効率的ではないかな、と思いますよ。
テレビや動画は?
テレビや動画でもニュースが上がっていますよね。
テレビや動画では、映像+音声(+文字)で出来事を知れるので、理解しやすと思います。
しかし、取り扱われる事柄や編集に”偏り”があることもありますね。
併用がおすすめ
偏りを減らすという意味では、新聞紙、ネット、テレビなど複数の媒体を利用するのが良いと思いますよ。
さらに特定の配信元による記事でも偏りが出ることがあります。
深堀したいものは一つ読んだり聞いたりしただけで理解したと思わず、複数の配信元による記事を読んでみたり、本、雑誌などをさらに読んでみる、というのも良いと思いますよ。
また、自分の理解のしやすいものを知り、それを中心にするという方法もあります。
「文字で読む方が覚えられる」、「聞く方が理解しやすい」というように人それぞれ違うそうです。
ぜひ、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。
公務員の面接では「気になるニュース」を聞かれる!?おすすめの答え方やニュースの内容は?

公務員の面接で「最近気になるニュース」を聞かれるケースは多いです。
ちなみに、国家公務員の一般職から専門職、地方公務員まで幅広い試験で質問されているようですね。
では、「良い答え方」ってあるのでしょうか。
深堀されても答えられる内容を選ぶ
答える準備として、まず気になるニュースを選ばないといけませんね。
ニュースの内容に関してはポジティブ/ネガティブのどちらでないといけないということはないようですが、
- 自分が公務員になったら取り組みたいことと関連のある事
- 自分の得意な分野
などを選ぶと、他の面接の答えとも一貫性も出しやすいですし深堀しやすくなるのでお勧めですよ。
答えの作り方は?
答え方の例として
- なぜそのニュースに興味があるのか
- ニュースになった出来事について、志望先の団体でどういった取り組みができるか
などを具体的にし、合わせて伝える、ということがあります。
この時のポイントは、「その団体に採用されるための面接の中で行われる質問」というのを意識することです。
経験などで具体的にし、他の人と差別化するのは面接の重要点ですが、”個人的な思い入れを言うだけ”では十分とは言えないでしょう。
「興味がある」というだけでなく、「これから努めたいと意欲を見せている職場で、公務員として何ができるかを考えた」ということを見せられるかが大切だと思います。
公務員試験、官庁訪問での「気になるニュース」の問いに対し、避けた方が良い内容はあるか?

気になるニュースはありますか、と聞かれた場合、避けた方が良いニュースはあるのでしょうか。
面接で避けた方が良いニュースの内容は?
面接で避けた方が良い内容は、例えば
- ゴシップ
- 宗教
- 特定の個人や政党などの団体に肩入れする/非難する内容
などです。
ゴシップは、自己アピールに繋がらない/憶測が混じっているなどの点で避けるのがベター
テレビやネットニュースでは、「ゴシップ(芸能界のうわさ)ニュース」もかなり多いのではと思います。
しかし不倫や離婚などのゴシップネタから自己アピールにつなげるのは結構難しいのではと思います。
あくまでも他人のプライベートの話ですからね。
また、
- 事実が歪められて書かれている
- 実際の出来事だとしても「切り取られ方」によって意味合いが変わっている
こともあるため注意が必要です。
ただ、自己アピールにつながりにくい内容は避けた方が良い一方で、芸能界が絡んでいるニュースが必ずダメとは言えないでしょう。
例えば社会貢献やプライベートと仕事の両立方法など、芸能人の方から学ぶこともあるかもしれませんからね。
話題にしたい場合は、志望先へのつながりや信ぴょう性などについてしっかり調べることをお勧めしますよ。
宗教や支持政党などの話は避ける
公務員に限らず、思想、信条などについて面接で聞くのはタブーです。
さらに、公務員の場合は中立性が求められます。
「政治活動の禁止」にもあるように特定の政党を支持、反対することはできないんですよね。
ですので、こちらからも題材にしない方が良いですし、強く偏った支持、避難を言うことは避けた方が良いでしょう。
公務員がらみのニュースは特にチェックするのがおすすめ。不祥事についても考えをまとめておこう
公務員試験の面接受ける方へ
・とにかくストレス対策と不祥事について考えを聞かれる
・基本的には提出した面接カードに準じた質問が多い
・集団討論は、行政・専門職関係なく普遍的なテーマが出やすい
・変に気を衒った回答は逆効果
・逆質問が無い場合もある
・志望動機についてはかなり掘られる— ちゃんなお (@channao0205) August 1, 2022
https://twitter.com/iPhoneFBI/status/1024575491217317888
公務員の面接時に「不祥事についてどう思うか」と聞かれることが多いです。
その中でも、最近話題になったことがあればそれも絡めて聞かれることがありますよ。
試験直前のニュースは準備しにくいですが、少なくとも「知らない」とはならないよう、アンテナをはっておきましょう。
不祥事について答えるためには、
- なぜ不祥事が起きるのか(特定の事件がある場合はなぜそれが起こったのか)
- どうやったら未然に防ぐことができるか
を中心に、考えておくとよいでしょう。
「やってはいけないことなので、厳しく罰せられるべきです」というような事後に対することだけではなく、「起こらないようにするには」という点を考えて伝えられるかが必要ですね。
もちろん、罰を設けることは「抑止効果」もあるので、罰について触れていはいけないというわけではないですよ。
罰以外にも、仕事上の処理における対策や、環境を整えることも大事だったりしますよね。
- 残業(サビ残もある)が常態化。これもやらないといけないけど他のもあるから間に合わない!
- コミュニケーション不足→これくらいならみんな気が付かない、バレないでしょ/ほかの人のやり方ちょっと違和感あるけど、報告しにくい
- 手続き手続きって…めんどくさい!言わないでやっちゃおう
- 人間関係が狭い→権力が偏る→権力を持った人が自己利益に走る
ということなどから不正が発生することもありますからね。
ちなみに、あまり言いたくはないですが、いじめ、不倫など、ニュースはならない不祥事も結構あります。
刑事罰はないためニュースにはなりませんが、懲戒処分を受けている人は結構います。
僕が公務員時代、実際に見聞きしてきた経験から言えば、そういうことがもっと明るみに出るような仕組みを作るなどして改善するところから始めないといけないのでは…と思いますね。
公務員の世界。
毎日悪い意味でドキドキしながら仕事するのしんどかった。
いじめられて自殺する人もいた。そういうことは新聞にはのりませんからね。
トップの闇の力でもみ消されるのです。世の中に出ていない不祥事は履いて捨てるほどあります。
もちろん、上級国民が闇に葬り去ります。— ひろきん@外注化専門図書館 館長 (@hirokin_kantyou) August 1, 2022
他にも面接で聞かれて意外と困るのが「なりたい理由」です。
僕もそうでしたが、安定が一番の理由ということもあるでしょう。
しかし、安定してるからです!とは答えられないですよね。
ではどうするか?
僕なりの考えを書いている記事もあるので、ぜひご自身の考えと照らし合わせてみてくださいね。
まとめ
- 公務員試験の面接や官庁訪問で気になるニュースについて聞かれたというケースが多い
- いろいろな媒体でニュースを見聞きするとか偏りづらくなる
- 深堀されてもいいように、得意分野などを選ぶのもあり
- 公務員や志望先に関係するニュースはよく見聞きしておくのがおすすめ
- 宗教や特定の政党に関する内容は避けた方が良い
- 不祥事についても聞かれることがあるので、やらないという倫理観だけでなく「防ぐ方法」を考えておくのがおすすめ
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