現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
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まいど、ひろきんです。
今日は公務員の”能力”についてです。
公務員に必要な能力って何なのか?
公務員は「能力評価」があるって聞いたけど、どんなものなの?
降格願いを出すのに能力不足を理由にすることはできる?
などについて調べてみました。
気になるかも、という時はぜひ読んでみてくださいね。
公務員に必要な能力とは?
公務員に必要な能力
【採用時】
- 公務員として受験分野において必要な基礎知識や知能があるか
- あらゆる仕事のベースとなる知的能力があるか
適性として
- コミュニケーションが取れる
- 公務員や自治体の仕事を分析できている
- 自分を分析できている
- 協調性と個性のバランスが取れている
- ストレス耐性がある
ことなども必要
【昇給、昇任時】
- 上司の命令や支持を的確に受け止めたり、補佐できる
- 住民への対応力がある
- 突発的な事項への対応力がある
ことなど
公務員は採用試験時や、定期的な評価期間の際に各個人の能力を見られます。
採用は公務員としての能力や基本的な知的能力があるかがみられますね。
採用後は、定期評価の「業績評価」とともに職務遂行能力があるかどうかが評価されます。
公務員の採用時に必要な能力
公務員の採用試験では、基礎能力試験や適性検査で個人の能力が評価されます。
僕は公務員試験を何回も受験したのですが、難しかったのは面接の方でしたよ。
能力検査、適性検査というと筆記もありますが、面接でも公務員としての能力がみられています。
僕は、面接で何度も落ちたんです。筆記は頑張れば何とかなりますが、面接もちゃんと理解する能力や洞察力が必要だし、準備できないとダメなんだ、とわかりました。
落ちていた時は、採用後の能力検査でも見られる「求められるものが何かを的確に判断して、求められる行動をできるか」という力が欠けていましたね。
基本的な理解力や判断力が不足していたというよりは、公務員のことを理解していなかった、とも言えると思います。
公務員になるには実はここがとても重要だと思います。
公務員の筆記試験や面接、適性に関しては動画で話したり、別の記事でも書いています。良かったらそちらも参考にしてみてくださいね。
公務員に採用後、行われる能力評価とは?
- 公務員になると定期的な”能力評価”期間がある
- 能力評価の結果は昇給や昇任に影響することもある
- 自己申告の部分も大きい
公務員は採用後、定期的に人事評価が行われます。そしてその中に「能力評価」がありますよ。
公務員採用後の能力評価は人事評価の一部
国家公務員法第18条の2第1項によると、人事評価とは「任用、給与、分限その他の人事管理の基礎とするために、職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力及び挙げた業績を把握した上で行われる勤務成績の評価」とされています。
人事評価には
- 能力評価と業績評価が行われる定期評価
- 条件付採用期間中(新規採用後原則6か月)や条件付昇任期間中(正式昇任前6か月)に行われる特別評価
があります。
例えば国家公務員だと、定期評価として年1回の能力評価と年2回の業績評価が実施され、昇給や勤勉手当(ボーナス)、昇任などに反映されるんですよ。
一方地方公務員では、人事評価を任用、給与、分限その他の人事管理の基礎として活用するものとする(昭和二十五年法律第二百六十一号地方公務員法)とされてはいます。しかし、運用状態は自治体によってばらつきがあります。
例えば埼玉県の 人事評価結果の給与等への活用状況(エクセル:23KB)を見ても、人事評価がすべての職員の昇給や勤勉手当などに活用されているわけではないことがわかります。
能力評価の「自己申告」には難しい部分も
人事評価とはいえ、自己申告の部分もあります。
▼人事評価の流れ
引用:内閣官房
調べてみると、自己申告の部分を”「Bをつけて」(上からS、A、B、C、Dのうち)と言われた”なんて口コミも存在します。
よほど優秀でないとAがつけられないというケースもあるようです。
また、仮にそう言われなくても、「期待以上にできているわけではないし…」と”普通”以上に評価するのが難しいということもあるでしょう。
中には「Aをつけるように言っています」なんてケースもあるほどですからね。
それだと何のためにやってるの?ってなりますけど、国民性もあるのかもしれません。
ちなみに、令和4年10月から能力が反映されやすいようにと5段階評価から6段階になるということです。
内閣人事局は国家公務員の人事評価基準を変更する政令案を公表した。これまで5段階となっていた能力・業績評価を6段階に増やし、評価の評語から「通常」を廃止する。施行は令和4年10月を予定している。https://t.co/42EKoWecpJ
— 労働新聞ニュース (@RodoShimbunNews) August 16, 2021
”真ん中”が無くなるのでその分いいかもしれません。
しかし、人件費などの予算問題は残るでしょう。
私は給特法よりも人事評価による給料制度の問題を指摘すべきであると思うんだけど。教員が他の職業に比べて多忙で高い資質を要求されるなら評価はみんなSで給与反映されるべきなんだよ。そして、予算を全ての公務員がSだったときの分予算を確保しなければ、評価は適切なものにはならないんだ。
— ちーたん (@tyokoiti) August 8, 2022
見積方が変わらないと大きくは変わらないかもしれませんね。
所属省庁によって運用に多少の差異があるやに思料されるところ、原則、評価と報酬は連動しますが、報酬には限りがあるので絶対的に報酬に跳ねる訳ではないのは予算がある公務員ならでは。
万人が納得する評価はありません。
いただいた給与で仕事するのみ。 https://t.co/MNmwBsIdlf— アヤ (@zionism0814) September 18, 2022
自己申告はA評価をつけるよう指導しております。とは言えこの制度、公務員の仕事には向いてない…
— 真肴 (@nao_ainokotoba) December 18, 2021
補足ですが、目標設定時の遂行予定業務以外のことをするなど、客観的に見ても多くやった、というものがあれば普通以上の評価を得やすくなるかもしれませんよ。
ただ、必ず高評価が得られるというわけではなく「大変だっただけ」となる可能性もあります。
頑張ってもお給料は変わらない!というのもあるあるですからね。
もし職場にそういう実績があったり、ダメもとでも良い、興味がある、という場合は、チャレンジしてみてください。
公務員の現状維持能力って凄い…
能力評価基準が、市や組織の発展にどれだけ貢献したかじゃなく、
どれだけクレームを上に持ってこないか。
それでも、考えた上での現状維持ならまだいい。
考えもなしに現状維持してることが、このコロナ禍に全く削ぐわない。
管理職会議の議案が0件て何なん?
— CW@ベッドタウンの情シス (@caseworkerka) February 3, 2021
クレーなどを受けると減点評価になる?
公務員には目に見えて売り上げがいくら、ということはありません。
「公務員はぬるま湯だ」なんて言われることもあります。
僕はそう思わないですけどね。
だってクレームやミスが減点評価になってしまうこともあるんです。
それで気にしすぎてチャレンジもできません。
僕はより効率的にやったり、新しいことをしたかったのですが
いつもと違うことはなかなかさせてもらえずかなりのストレスでした。
「なんでや。いつまでもこんなん無理やで!」って思ってましたね。
チャレンジしなくても理不尽なクレームは多いですから、それもわからないではないですけどね。
公務員は減点主義なので体質的にクレームに弱いです。周りの目を気にし過ぎる傾向が有りますね。
— yuu26jp (@yuu26jp) September 24, 2020
教師に限らず、公務員の人事評価基準は減点主義なので、1度でもミスを冒したら、降格となります。
— VCE (@VCE_GHETTO) May 29, 2022
公務員には希望降任制度/希望降格制度がある。”能力不足”で降格願は出せるのか?
地方公務員には「希望降任制度」、「希望降格制度」というものがあります。
昇任して管理職などになった場合でも、自分で届を出し、降任させてもらうんです。
病気や心身の故障などの理由で管理職として全うできない、というケースがあれば降任願を出すことになります。
例えば福島県警本部の希望降任制度取扱要綱の制定について(通達) によると、「職員が、家庭の事情や自己の健康上の問題、能力不足等により、その職の重責に堪えられず、自ら下位の階級又は職への降任を希望する場合には、当該職員の意思を尊重し、降任させることによって、身体的・精神的負担を軽減させ、もって、職員の勤務意欲の向上と組織の活性化を図ろうとするものである」となっています。
出雲市職員の例だと、能力不足という明記は無いものの「職責の増大に伴い、その職責を果たすことが身体的、精神的に困難であると感じる者」が希望降格できる対象者に含まれます。
希望降任、降格する人は一定数いるようです。
希望の理由は明らかにされてはいません。
「介護などの家庭の事情」も多いという調査もありますが、能力不足だと感じ希望降格する人も中にはいるかもしれませんね。
また、管理職になったけどいろいろ見合わないということもあるかもしれません。
出世はしたい人がいる一方で、デメリットもあるのでいやだと思う人もいますからね。
逆パワハラは難しいよなと思う。部下の年齢や立場が分からないけど、私だったら自分の能力不足を理由に降格願いと該当部下の昇進の推薦をする、とかかなぁ でも回ってない部署を長だけの責任にする組織体制には疑問が残るかな… pic.twitter.com/fSvbsdDSBg
— 一凛 (@shitofutommm) January 11, 2020
まとめ
- 公務員は採用時や人事評価で個人の能力が見られる
- 採用試験では筆記だけでなく、面接でも公務員としての能力があるか評価される
- 公務員は採用後定期的な人事評価があり、その中に能力評価がある
- 能力評価は昇給や昇任にも影響することがある
- 採用後の能力評価は自己申告によるところも多い
- 能力評価では”普通”、”真ん中”を選ぶ、選ばれる人も少なくない(令和4年10月からは6段階評価になり真ん中は無くなる)
- 地方公務員は希望降任制度や希望降格制度がある。能力不足だと感じる、という理由で希望を出すことが可能な場合もある
公務員に必要な能力はいろいろあります。
その中で、僕が公務員時代に感じたのは組織に馴染めるか、辞めないかというこということがめちゃくちゃ大事だということです。
面接でもそういった点をアピールできると有効ですし、結局、採用後もそれができる人が生き残り、昇給、昇任していくんです。
それって能力なのか?と思うかもしれませんが、やってみると意外と大変だと思います。
僕は、馴染めなかったし、辞めました。
それは自分で計画したことで、決断したのも僕なので後悔はありません。
ただ、公務員を続けられるというだけでもすごい能力です。
ぜひ、続ける決断をし、行動している自分をほめてあげてくださいね。
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まいど、ひろきんです。
で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。
僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで
月100万以上稼ぐことに成功して
公務員辞めました。
たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。
正直、やったら誰でもできると思います。
僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。
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