公務員は薄給なのか?家族は養える?元公務員の僕の考えと実体験

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この記事の著者:ひろきん
プロフィール:5年間の公務員時代に副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て退職。
現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
無料のマンガ版「LIFE BREAK」を読む。

まいど、ひろきんです。

今日は公務員は薄給なのか?について書いてみます。

公務員ってボーナスも安定して出るし

お給料もそこまで悪くないんじゃないの?

と思う一方、

給料が少ないと嘆いている人も見るでしょう。

現実はどうなってるのか?

元公務員の僕の実体験も併せてお伝えします。

 

公務員は薄給?

公務員 薄給

公務員は薄給だ!と思いますか?

お給料が少ないと思う人もいれば、「公務員のお給料で薄給料だって言ったら怒られるよ」なんて言う人もいます。

では、実際はどうなのでしょうか?

僕は元公務員なのですが、その僕が感じるのは

  • お給料は、高卒では年収300万円以下(いわゆる薄給)の時期が存在するケースもある
  • 高卒でもある程度の年数がたった場合や、大卒なら薄給と言われる年収よりはもらえることが多い
  • ボーナスは比較的安定してもらえる

という一方で

  • サービス残業などがあったり、拘束時間や業務量、内容に対してお給料が少ないと感じる
  • 家族は養えないわけではないが、家族の好きなことをやらせてあげる、好きなものをできるだけ買ってあげるというのには不足

という面があるということです。

自分は薄給だ!と言う公務員は、

  • 実際に薄給

という一方で、

  • 薄給に感じるような不満がある

というケースもあるのではと思います。

 

公務員のお給料事情。薄給ライン以下の人もいるのが現実

公務員は薄給 給料

公務員のお給料は、ニュースにもなる”国家公務員の平均”で見るといわゆる「薄給」と呼ばれる額よりはもらえる、という数字になります。

しかし、すべての公務員のお給料が薄給ライン以上というわけではないというのが現実です。

年収300万円以下なら薄給と呼ばれるケースが多い。

薄給には、はっきりした定義はありません。しかし、年収が300万円以下だとそのように呼ばれるケースが多いようです。

人事院の給与勧告の仕組みと本年の勧告のポイン(令和4年8月)によると、国家公務員の平均月収は405,049円となっています。

ボーナスが4.3か月分とすると、年収は600万円を超えます。

また、大卒で公務員になると初任給は18万円以上もらえることが多いでしょう。

また、人事院の令和4年国家公務員給与等実態調査の結果のうち、行政職俸給表(一)の年齢階層別、給与決定上の学歴別人員及び平均給与月額によると、

20歳以上24歳未満 203,892円
24歳以上28歳未満 245,928円
28歳以上32歳未満 289,917円

となっています。

給与月額が25万円、ボーナス4.3か月分とすると、年収は400万円に届くことになりますね。

これだけ見ると、薄給とは言い難いかもしれません。

公務員の年収に関しては、20代30代40代とわけて別記事でも書いています。

良ければそちらも参考にしてみてくださいね。

公務員でも、薄給に当てはまる人がいる

国家公務員の平均月収は405,049円、とはいっても、あくまでも”平均”であり、”最低それくらいもらっているというわけではない”です。

高卒で国家公務員になった場合は特に、年収300万円以下の期間を経験する可能性が高いでしょう。

 

例えば2022年国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)を見てみると、「採用当初の俸給月額は150,600円です」となっています。

また、令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果によると、高卒の公務員、経験が5年未満での平均給料月額は18万円未満なんですよ。

ボーナスが4.3か月分だとすると、月に18万円もらっても年収は300万円を切ります。(住居手当や交通費などは含まずに計算)

これだといわゆる薄給に当てはまりますね。

また、高卒公務員は時給にすると「最低賃金割れ」となることもあります。

 

公務員はボーナスが安定しているから薄給じゃない?

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現在、公務員のボーナスは比較的安定してもらえています。

多少のアップダウンはあり、「ショックやわ…」と思うかもしれません。しかし、いきなり0にはなっていませんしね。

このボーナスが安定していることで、薄給になっていないケースがあると思いますよ。

ボーナスが0だったら年収300万円以下になる公務員(給与月額25万円以下)は結構いると思います。

▼国家公務員のボーナス支給月数

6月支給月数(単位:月) 12月支給月数(単位:月) 計(単位:月)
令和元年 2.195 2.245 4.44
令和2年 2.22 2.17 4.39
令和3年 2.195 2.195 4.39
令和4年 2.12  –

公務員のボーナスは、給与同様に民間企業の従業員の給与水準に合わせることを基本に決められています。そして少なくとも、今のところは大幅な削減はされていません。

ボーナスの計算方法は別の記事で書いています。

 

2022年8月の人事院勧告では国家公務員のボーナスは「0.1か月分引き上げ」とされています。地方公務員も同様に引き上げとされているところが多いですね。

支給が基本の公務員に対し、民間企業は支給されるかどうかは企業によります。

また、支給されるとしても景気の影響をすごく受けますよね。また、最初からボーナス0とか0.5か月分というところもあります。

それと比較すると、公務員は恵まれていて薄給のイメージにはなりにくいでしょう。

公務員のボーナスは民間企業の支給状況が反映されている

公務員の、民間企業のボーナスとはちょっと違うところがあるんですよ。

民間企業のボーナスがその企業の業績などで決まるのに対し、公務員のボーナスは

  • 民間企業の支給状況を踏まえて勤勉手当に配分

されています。

ですから、誰もが知っているような大企業が不況で給与減、ボーナス0になっても、他の大企業で利益をあげて給料アップやボーナスが出ているところがあればその平均が取られ0にはならないわけです。

全企業で給与削減、ボーナスカットしなければ、公務員にボーナスが出るわけですね。

ただ、よくも悪くも頑張り度が反映されないことも多いです。

業務遂行の過程が評価される”能力評価”はありますが実際にはあまり機能していないこともあります。

公務員の仕事は営利目的ではないので、頑張っても利益が上がるというわけではない→ボーナスにも反映されにくいんですね。

また、”そんなに頑張らない人”でもめちゃめちゃ給料が減らされるというわけではないです。

(もちろん、一定以上の悪事をすると懲戒処分されます。)

 

公務員は薄給、サービス残業、やりがいが少ないなどで人気低下?

公務員は人気の職業でもあるのですが、その一方でなりたくないという声もあります。

最近公務員の人気が低下しているという見方もありますね。申込者数や倍率が減少傾向にあるんですよ。

自治体によっては、定員割れがある職種が存在し、話題になっていることもありますね。

公務員試験を受ける人が減少している理由は、アンケート、口コミなどによると

  1. 仕事内容に魅力を感じない
  2. 残業が多い(サービス残業もある)
  3. 安定していない

ということがあると思われす。

公務員は安定なんじゃないの?と思うかもしれません。

しかし、僕の個人的見解としては、「そうでもないかな」というのが正直なところです。

それというのも、僕は公務員を経験しいろいろ体験、見聞きしましたし、また公務員の方からの相談なども受けますが、”ルールは変わる”、”周りの変化によって変わらなきゃいけないところがあるのに、なかなか変われない”、”ルールがあっても沿わない人がいる”、”ルール違反にはならないけどたちが悪いやり方で、陥れられる”などということがあるんです。

そしてそこに薄給がつけば、より魅力低下の要因になってしまうでしょう。

ちなみに、薄給のラインといわれる年収300万円というのとは別に、”自分で薄給だと感じる”というパターンも含めて「公務員は薄給だ」という声があります。

 

僕は元公務員なのですが、実際に仕事内容に対してお給料は高いと思っていませんでした。

また、職場によって残業事情は様々ですが、僕の元職場ではサービス残業は毎日のようにありました。

帰る時間になって、命令されるわけではないですが、なかなか帰れないっていう状況でしたよ。

僕の場合は元公安職で交代勤務もあったので、一層「今日はこれでおしまい」という区切りがつけづらい感じではありましたね。

正直、「この給料でこの時間拘束されるなら、別のことやった方が収入高くなるかもしれへん。」と思ったわけですよ。

それもあり、僕は公務員を辞めたんです。

もしもう少しお給料がもらえたら、辞める人は減るかもしれないな、と感じます。

 

僕の公務員時代の経験。薄給じゃなくても、家族を養う上で不足だった。実践した対処方法は

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僕は大卒で、民間企業なども経験した後公務員になりました。

そして思ったのは、「妻の欲しい家を買ってあげたり、子供に好きなことをさせてあげたい。それには公務員のお給料だけでは足りない」ということです。

 

決めた範囲内でやろう、という場合は大丈夫かもしれません。

実際にそういう公務員の家庭もたくさんあるでしょうしね。

しかし、僕的には家族に好きなことをたくさんさせてあげたいと思ったんです。

公務員のお給料では足りない!僕がしたことは

僕は、公務員のお給料では足りないと思い、不動産投資などの副収入を得ました。

また、ネットワークなども始めたんです。

公務員のお給料よりも副収入が上回り、公務員を退職しました。

 

公務員でもできる”副収入を得る方法”はいくつかあります。

最近では働き方改革もあり、地方公務員で農業などが副業をして許可を得られる職場もありますね。

ですから、ただ収入を増やしたいという場合は退職までしなくてもいいかもしれません。

 

しかし僕の場合は、サービス残業、休日出勤も多く、家族との時間が取れなかったこともありました。

それに、不動産投資なども大きくできそうだったので、公務員を辞めた方が収入も増やせた、というのもあります。

公務員の副業禁止のルール違反はしっかり守っていましたからね。

 

もしあなたも副収入を得る方法公務員の退職に興味があれば、別の記事も参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

  • 薄給を年収300万円以下とするなら、公務員は薄給じゃない人が多い
  • 高卒で公務員になると、入庁から数年”薄給”になるケースもある
  • 公務員は安定したボーナスの支給により薄給になっていないということもある
  • 額的には薄給ではなくても、激務、拘束時間の長さ、仕事内容に対して給料が少ない→薄給だ!と思う人もいる
  • 僕は家族を養う中で、公務員のお給料は不足だと感じていた

公務員は今は比較的安定したお給料m¥、ボーナスがもらえていて、薄給ではない人もいます。

しかし、十分か不足かは自分次第です。

また、そこから行動するかしないかも自分次第です。

 

ぜひ、自分の幸せに向かって、自分で決断や行動をしてみてくださいね。

 

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まいど、ひろきんです。

で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。

僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで

月100万以上稼ぐことに成功して

公務員辞めました。

たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。

月収100万物語を暇つぶしに読んでみる

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