まいど、ひろきんです。
今日は公務員の飲み会についてです。
公務員って飲み会が多いと聞くけど本当なのか?
行きたくないけどどうしたらいいの?
など、疑問や悩みについて元公務員の経験も交えてお伝えしたいと思います。
公務員の飲み会。多くない?

公務員は飲み会が多いのか?
→職場によるが、多いこともある。
”飲み会は無い”、”あっても自由参加”、”週1ペース”ということもあれば、中には”週3で飲み会”、”コロナ前は毎日飲み会だった”という口コミも存在
公務員の飲み会は多いと聞いたり、実際に公務員になって頻繁に飲みに誘われ困ってる、という経験があるかもしれません。
”自分が公務員ではなく、パートナーが公務員”というケースで、相手の飲み会が多く、「ほんまか?」と疑問な場合もあるかもしれません。
公務員と言ってもかなりの職場があり、公務員は必ず飲み会が多い/少ないと言うことはできません。飲み会事情はそれぞれ異なります。
例えば職場による慣習、その時の上司や同僚との関係でも変わってくるでしょう。
ただ、口コミなどで見ると、週3だったり、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減ったけど以前は毎日のように飲み会があった、というところもあるようです。
ちなみに、自衛隊の飲み会はかなり多い、という情報もあったりします。
https://twitter.com/jsdf_experience/status/1362757796605829120
新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲み会が少なくなりったのが嬉しい!という声もあります。
職員室で同僚と、「でっかい声」で話した。
「コロナは大変だけど、
飲み会は本当に必要だったのか?って思うようになりました。特に三月四月。
飲み会のために仕事切り上げて結局休日出勤、もなくなったし
飲酒で処分もなくなりましたよね!」— パーシー (@remember_wills) April 28, 2021
コロナが落ち着いたら、また飲み会が増えるという職場もあるでしょう。
口コミには、ただ回数が多いということだけではなく、
- 説教される
- 愚痴を聞かされる
- 悪口を聞かされる
- 実質強制
などマイナス面も添えられていることが多いです。
公務員に限らずかもしれませんが、職場での飲み会は多かったり、大変だと思う人もいるようですね。
ただし、嫌じゃない飲み会やそもそも飲むのが好きな人もいます。その場合は飲み会の回数をわざわざ人に言いはしないので嫌なところが目立つというのはあるでしょう。
要するに、ケースバイケースですね。
僕の公務員時代の職場も、飲み会がほぼ毎日開かれていた
僕は元公務員なのですが、職場での飲み会は多い方、というかほぼ毎日ありました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する前とはいえ、すごいですよね。
さらに、僕の務員時代の職場では飲みに行かないとやってけない感じでした。
しかし僕自身は「武勇伝と愚痴なら聞きたない。くだらん。そんな飲み、行きたない」と思うタイプだったんです。
だから一層多いように感じていたかも?と思います。
ただ、行かなかったのはあくまでも僕の状況と判断です。
僕が僕自身の職場の飲み会に参加するかしないかでプラスになるのはどっち?と考え行動していたにすぎません。
中にはためになる話ができる飲み会もあるでしょう。上司や同僚との距離が近くなったり、参加する方が自分にプラスになることもあると思います。
だから、外からの情報だけですべてを嫌がるともったいないかもしれません。また、人が楽しんでいるのを否定するのは違うかなと思います。自分が嫌な気持ちになるだけですしね。
行くにしても断るにしても、ポジティブに、自分で納得できる理由を持つのがおすすめです。
公務員の飲み会。新型コロナウイルス感染拡大の対策中でも開催、ルール違反で懲戒処分も

公務員の飲み会で呆れてしまうのは、新型コロナウイルス感染拡大渦中での”大人数”で、”時間も守らない”ような飲み会が行われていることなどではないでしょうか。
もちろん、公務員だから飲み会をしてはいけない、というのは無理があります。
僕も公務員時代、「公務員は」とひとくくりにされて嫌な思いをしたことがありますからね。
しかし、ただでさえ公務員は頭がおかしいとか言われるのに、
決めたルールを守らなかったり、事態を悪化させたという事実があればさすがに怒られるでしょう。
【大阪の教職員775人処分 会食】https://t.co/pBwiPyveqJ
今春、新型コロナ対策として大阪府民に求めていた少人数会食などの自粛内容に反して会食していたとして、大阪府教委と大阪市教委は10日、校長7人を含む教職員計775人を処分したと発表した。7月には府・市職員計1474人が処分されている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 10, 2021
大阪の例では、大阪府と大阪市の職員や大阪府、大阪市の教職員が処分を受けています。
新型コロナの感染対策として会食を控えるよう要請を行っていたさなかに、それに反する形で会食を開催。
信用を失墜させたとして参加した職員に処分を行った。
- 戒告:府が部長級も含めて37人、市が局長級も含めて58人
- 大阪府職員:訓告16人、厳重注意98人、所属長注意214人
- 大阪市職員:文書訓告53人、口頭注意998人
- 大阪府教職員:戒告2人、厳重注意3人、所属長注意448人
- 大阪市教職員:戒告6人、口頭注意316人
公務員の場合、懲戒処分はずっとついて回るので戒告であろうときついものがあります。
ただ、これも一部の公務員です。
千人と聞くと多い感じがしますが、日本の公務員の人数は令和4年度で330万人以上いますからね。
すべての公務員に対して悪いイメージを持つのは違うでしょう。
一部、だったり、職場による、という一方、傾向というのはあるかもしれません。
もともと公務員面接では、協調性があるような、組織に馴染むタイプの人が受かりやすいです。
また最初はそうでなくても縦社会が根強いんですよね。人間関係が狭くなることもあるですよ。
そのため「上から言われたら従う」となりがちなのが公務員、とも考えられます。
そうなると、コロナだろうが上に言われたら飲み会開催…となりやすいかもしれません。
公務員はぬるま湯に浸かっている、楽しすぎとか言われますが、そうでもないですね。
公務員やパートナーが公務員という人は羨ましがられることも多いですけど、こういう場合は大変だと思います。
やるなと言われ、特に周りからの目が厳しい公務員やのに、飲み会が好きで参加する人がこんなにいてるんやな。仕事場の飲み席は大嫌いやからわからん。
中には断れずに参加した人も相当数いるでしょう。大阪府・市教委が校長ら教職員775人処分 自粛要請中に多人数会食https://t.co/c0RUs2oCpP
— Na2coi (@natsuco_i) September 10, 2021
公務員の飲み会。断りたい!どうすればいい?良い方法や注意点はある?

飲み会を断るときのポイント
- ポジティブな返答を前に付ける
- 行けないということや理由をはっきりさせる
- 上手に付き合う。行けるときがあるなら、また誘ってくださいと添える
相手主導ではなく、自分で決めて行動することでストレスを減らす
公務員の飲み会を断りたいと思うこともあると思います。
悲しいことに、断ることで評価が下がって(本来はダメなことですが、0ではないのが現状)将来に影響を与える可能性もあります。そのため、最終的にはご自身で判断したり、天秤にかけるしかなくなってきます。
ただ、僕個人的には、「断りたいものは断る」というのが少しでもできたら良いと思っています。
それというのも、僕が実際に公務員時代に飲み会を断っていたという経験があり、もしそれができてなかったら、大切なものを失っていたかもと思うからです。
”気に入られて出世→お給料アップ。だから無理にでも行かなきゃ…”と思うかもしれません。しかし、公務員でも副収入を得る方法があるように、お金はどうにかなっても、家族と過ごす時間や深い精神的ダメージは後から取り返そうと思っても取り返せないです。
でも、どうやって断るの?と思いますよね。
なるべくスムーズに断れるように”気を付けるポイント”を調べたので、お伝えしたいと思います。
必ずしもうまくいくわけではないですが、相手や状況に合わせて臨機応変に使うことでうまく断れるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
飲み会を断るときの注意点①ポジティブな返答を前に付ける
断るときに、相手に不快にさせにくいだけでなく、自分へのダメージも減らすのが「ポジティブな返答を前に付ける」ということです。
断りにくいんやけど…という時、「なんだか相手を否定しているようで悪いなあ/不快にさせそう」と考えていることもあるのではないでしょうか。
そんなケースでは、最初にポジティブに返答するという方法が有効です。
例えば「誘っていただいてありがとうございます。嬉しいです。しかし~」という流れで断る、などです。
ありがたいと感謝を伝えることで相手も悪い気はしないでしょうし、その分断りやすくもなると思います。
また、参加不参加に関わらず、”誘ってくれたことにお礼を言うことを良しとする人がいる”という点でも有効な方法になると思います。
人間関係を少しでも良好に保つためには、感謝の言葉は大事ですよ。
本当にこれで「飲み会に感謝ってなんやねん!」って思ってたけど、やっといてマジで損はないどころか、この「踏み絵」をやらないとオジサン達は拗ねちゃう。行った日は、できれば3次会、4次会と最後までクリンチする。中途半端に飲むくらいなら最初から断る。以上、下戸野郎からの余計なお世話でした。 https://t.co/cEGk35diuE
— タワマン無職さん (@tawamanmusyoku) October 7, 2022
飲み会を断るときの注意点②行けないことや理由をはっきりさせる
飲み会を断るときには、行けないということやその理由をはっきりさせることが大事です。
それというのも、あいまいにしていると2度3度やり取りを繰り返すことにもなりかねないので、相手の時間も取らせますしいら立たせてしまうかもしれないからです。しかも、断り切れず飲み会に行くことになってしまうケースも出てくるかもしません。
それであれば、最初から、「○○なので行くのが難しいです。」と伝えた方が良いですね。
理由としては
- 経済的な理由
- 家族が病気/面倒を見ないといけない
- 終わらせないといけない仕事がある
- 体調が優れない
などだと断りやすいと思います。
ただし、何度も連続で同じ理由というわけにもいかなくなってくるので、複数を使いまわすと良いと思います。
また、お金理由にすると「おごるから」と言われて逃げられなくなったりもするので気を付けてください。
僕も、家族が具合悪いとか何かと理由をつけて飲み会を断っていました。
飲み会を断るときの注意点③行けるときは行く(上手に付き合う)場合は、「また誘ってください」と添える
たまにならいいか、と、絶対に行かないと決めない場合は最後に「また誘ってください」というと良いでしょう。
実際にたまに行くことで、断るときの信ぴょう性も増します。
ちなみに僕は徹底的に行かなかったので、「飲み会に行かへんヤツ」認定されていたでしょうね。
理由をつけて断ったこともあれば、1分で着替えて帰って、誘わせない、という手も使ってましたよ。
上司にだけでなく、”同じように行きたくないけど仕方なく参加している同僚”にもいい顔はされていなかったんじゃないかなと思います。
でも、たとえ少し苦痛を伴ったとしても、行くも行かぬか、自分で決めることが大事です。
だいたい、事実上の強制参加とはいっても「なんとなく行かないと気まずいから行く」という場合が多いんじゃないでしょうか。
ちなみにそれだとパワハラ認定も難しいです。訴えても「絶対来いとは言ってない」と言われて終わりですからね。
そして、自分でも断ろうと思えば断れるのに断っていないということで余計にストレスがたまるようなんですよね。
公務員は鬱や、それに伴う休職も多いので、そうならないためにも意思表示できるように頑張ってみてください。
補足ですが、お酒が弱かったり体調不良などで飲めないのに強制的に飲酒させるというのは違法性が出てきます。
自分のためにも行きたくないなら行かない、特に体的に飲めない場合はしっかり断るのがおすすめです。
まとめ
- 公務員の飲み会は職場によるが、多いところもある
- 新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、飲み会の回数が減った職場もある
- 飲み会関係で、ルールを守らず、懲戒処分になっている公務員もいる。
- 自分を守るためにも、無理な時はきちんと断る
- 断るときのポイントは、「ポジティブな返答を前に付ける」、「行けないことや理由をはっきりさせる」、「たまに行ける場合は上手に付き合う」
- 自分で決めて行動することがストレスを減らすコツ
飲み会でなくても断るのが難しいということもあるでしょう。
責任感が強い人も多いですからね。
最近では飲んでコミュニケーションをとるというのも減ってきているという会社も多いですが、公務員は良くも悪くも昔からの慣習が残っていることも多いため、飲み会も多くなりがちなのかもしれません。
しかし、我慢が多いと本当に大変なことになりかねません。
そうなる前に、少しずつでもいいので、自分の気持ちに沿った決断ができるようにするのがおすすめです。
いきなりは難しいですからね。
ぜひ、実践してみてくださいね。
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