国家公務員や地方公務員の平均年齢はどのくらい?係長級など役職のつくのは何歳から?職場の平均年齢で自分へのメリットデメリットが変わる!?

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この記事の著者:ひろきん
プロフィール:5年間の公務員時代に副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て退職。
現在は、メディア事業や情報発信をメインに活動。外部パートナーと連携した仕組み化で、労働時間がゼロに近い状態にも関わらず月収100万円を切ったことがない。経営コンサルタントとして、収益が出るサイト制作、SNS活用のコンサルティングやセミナー講師としても活躍しており、YouTuber&ブロガーでもある。また、不動産投資も行なっており、資産は1億3300万円。毎月の家賃収入だけでも200万円以上を得ている。公務員からの脱出劇と自由な生活を手に入れる秘訣を綴った「LIFE BREAK」を出版(メルマガ登録で無料購読可能)。情報発信で稼ぐ方法やこれまでのノウハウをオンラインメール講座にて配信。受講者から多数の成功者を輩出する。
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まいど、ひろきんです。

今日は公務員の平均年齢についてです。

公務員の平均年齢はどのくらいなのか?

公務員の中でも差はあるのか?

気になる方は参考にしてみてくださいね。

 

 

公務員の平均年齢は?国家公務員全体や「俸給表別」の平均年令

公務員 平均年齢
国家公務員の平均年齢

「国家公務員給与等実態調査」において国家公務員の平均年齢を全体/適用俸給表別に確認することができる

国家公務員の中でも多い一般行政職員の平均年齢は42.7歳(令和4年)

国家公務員の平均年齢はどのくらいなのでしょうか。

国家公務員給与等実態調査によって、国家公務員全体や、給与計算のもとになる「俸給表」ごとの平均年齢を知ることができますよ。

▼令和4年適用俸給表別人員及び平均年齢

https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/index_pdf/koumu_jittai.pdf

引用:人事院

令和4年の国家公務員給与等実態調査によると、全体の平均年齢は42.5歳となっています。

国家公務員の中でも多いのが「一般行政」の職員で、その平均年齢は42.7歳ですね。

他の多くの職でも40代が平均となっています。

 

20代で就職、60代で退職し、その間離職する人が少ない場合は40代が平均になることが多いんですよね。

ですから一見「公務員もブラックではなく”ホワイト”かな?」と見えるかもしれません。

 

しかし、公務員の場合、30~40代の人数が減少傾向にあります。20代でも「離職を考えている」という人も結構いるんです。

30~40代が抜けてその分新卒を採用すると、平均年齢も下がりますよね。

また、離職していなくても休職しているという人も結構いるんです。

 

もちろん離職者や休職者がいるからブラック、とは限りません。

人数も職場も多いのが公務員ですからね。

ただ、「平均年齢的に、なんとなくまんべんなくいそうだから、ホワイトでしょ?」とも決めない方が良いかもしれません。

自分に合うか合わないか、できればインターンシップなどで実際に職場の雰囲気や仕事を肌で感じてみた方が良いかも、と思いますよ。

 

公務員の平均年齢は?地方公務員の平均年齢はどこの地域が高い/低い?

地方公務員の平均年齢

地方公務員の平均年齢は自治体によって異なる

令和4年の調査では、各自治体の平均年齢は30代半ばから40代後半となっている

地方公務員の平均年齢は、各自治体のものを総務省の調査、データで見ることができます。

令和4年の調査結果によると

職員の平均年齢の低い自治体

  • 都道府県:大阪府、40.2歳
  • 政令市:福岡県福岡市、40.1歳
  • 市区町村:和歌山県印南町:35.0歳

職員の平均年齢の高い自治体

  • 都道府県:秋田県、45.0歳
  • 政令市:福岡県北九州市、46.0歳
  • 市区町村:東京都御蔵島市、49.6歳

となっています。

 

自治体によって規模も違うので平均年齢で職場の雰囲気の良し悪しをはかることはできません。

しかし、平均給与を職場の候補を考えると気に使う場合は、「平均年齢がどうなっているか」も一緒に見ると良いと思います。

例えば、平均年齢が高い自治体は平均給与も高くなる傾向にあります。

つまり平均給与が高くても平均年齢も高ければ、標準的な給与の可能性があるんですよ。

平均給与だけを見て「給与が高そうだからここの自治体にしよう」と決め、「こんなはずでは…」とならないよう、平均年齢なども一緒にチェックしてみることをお勧めします。

 

公務員の出世。係長級など役職の付く平均年齢は?

公務員で出世したいと思う場合、どのくらいで役職がつくのでしょうか。

国家公務員の場合

メンバー、状況などによっても変わると思いますが、各府省庁のホームページを見てみるとだいたい5~9年くらいで係員級から係長になれる、というキャリアパスイメージとなっています。

▼例1)農林水産省のキャリアイメージ

キャリアパス 公務員 平均年齢

引用:農林水産省

▼例2)財務省財務局(財務専門官)のキャリアイメージ

財務省 キャリアパス 平均年齢 公務員

引用:財務省

大卒だとすると、早ければ、20代後半には係長級になれる人がいるということですね。

ちなみに、俸給表別平均年齢によると「指定職俸給表」に当てはまる”最高幹部”の平均年齢は56歳となっています。

https://twitter.com/Ethan_Nanto/status/1457951735964573697

 

地方公務員の場合

地方公務員の場合、国家公務員よりも役職のつく年齢が遅いという可能性があります。

職場によっても違いはありますが、口コミでは「係長級になれるのは35~45歳」というものも多いですね。

そのため、出向で来た国家公務員の方が、出向先の地方公務員と年齢は若いのに役職は上、ということがあるようですよ。

地方公務員の場合は特に、若いうちからの出世など、能力で評価してもらい昇級するのはまだ難しそうだということがわかりますね。

ただ、最近ではあえて出世しない、したくない、という人もいます。

そういったことも幹部の平均年齢を引き上げる要因になっている可能性がありますよ。

 

特別職国家公務員の「閣僚」。日本の大臣の平均年齢は世界の中でも高い!?

日本の閣僚の平均年齢
日本の閣僚の平均年齢は世界の中でも高い

OECDのデータに「加盟国の閣僚の平均年齢」というものがあります。

2018年のものではありますが、加盟国のうち日本の閣僚の平均年齢が最も高くなっています。

▼閣僚の平均年齢

内閣 平均年齢 特別職 国家公務員

引用:OECD

そもそも日本は国民の平均年齢が高いので、閣僚など「リーダーとなる人」の平均年齢も上がると思います。

しかし、国会議員の年齢が高く、大臣の年齢も高くなっていることもあるのではと思います。

国務大臣の半数は国会議員から選ばれますからね。

国会議員の年齢が高い理由としては、

  • 選挙に立候補できるのが25歳(衆議院)/30歳(参議院)以降
  • 選挙にかかる費用負担が大きい
  • 選挙の投票権が18歳になったのも遅かった
  • 10代や20代、30代の投票率が高くない

などもあると思います。

これらのことから、国会議員に選ばれる人の年齢も高くなりがちであると考えられます。

 

総務省 年齢 選挙

引用:総務省

ちなみに、投票率を上げるには「ネットでの投票」などができると良いという声がありますね。

デジタル庁も発足したので、今後そういうシステムができていくかもしれません。

 

公務員の中でも自衛隊は退職の平均年齢が低い?

自衛隊 特別職 国家公務員 平均年齢 低い 画像

自衛官の退職制度では退職平均年齢の低い「若年定年制」や「任期制」がある

若年定年制では50代半ば、任期制では30代半ばまでに退職することになっている

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自衛隊には退職制度として「若年定年制」や「任期制」という制度を採用しています。

その制度では、50代半ば/30代半ばまでに退職することになるんですよ。

実際には任期制自衛官(士)の大部分が20歳代という若さで退職しています。

https://twitter.com/riuemonn/status/774206755211403264

退職後は即応予備自衛官や予備自衛官になったりする人もいまね。

 

自衛隊でのスキルをそのまま生かせる職というのはなかなかなく、再就職は大変だったり、「民間では使えない」などと言われることもあります。

しかし企業によっては即応予備自衛官や予備自衛官の有事出勤制度にも対応していることがあるので、そういった企業だと転職もしやすいかもしれませんね。

 

日本の大手企業の平均年齢は公務員と同じくらい?

有価証券報告書には従業員の平均年齢が載っている

大手だけではないですが、「有価証券報告書」が開示されている場合、”会社の状況”として従業員の平均年齢を知ることができます。

株式を発行する上場企業などは、投資家などのために有価証券報告書によって 企業の将来性や現在の状況を表しているんですよ。

ちなみに個人的には公務員の投資はお勧めしてはいませんが、もし投資が気になっているという場合は企業情報を確認するのに使ってみてくださいね。

大手企業の平均年齢は?

有名な大手企業の平均年齢を見てみると、例えば

などとなっています。

大体40代の会社が多そうですね。

入社したてで20前半、離職せずに定年を迎えるのが50後半~60代とすると、平均は40歳前後になりますよね。

つまり逆に考えると、平均年齢が40歳くらいの企業は離職者数が少ないという可能性がありますし、新入社員と定年退職の人数が同じくらいなら、全体的年齢の偏りが少なくバランスの取れていそうな数字ではありますね。

 

ちなみに、イオン株式会社や株式会社吉野家ホールディングスなど、有名でも「子会社を持つ親会社」の場合は、従業員数が少なかったり、平均年齢も高めで50歳近いということもありますよ。

 

ベンチャー企業では平均年齢が若いことも多い

https://twitter.com/theContinue3/status/1600416075182903296

「成長過程にある」、「大企業では行っていないような新規性のある事業に取り組んでいる」という企業はベンチャー企業と呼ばれることがあります。

大企業と比べて従業員数が少なかったり、会社ができてからの年数も短い傾向にはあり、単純比較はできませんが、平均年齢が若い企業もあります。

平均年齢が低い会社では、平均年収も低いことがあります。

ただこれは単純に「全体的に、入社してからの年数がたっていない人が多い」可能性もありますよ。

 

公務員のボーナスや平均給与が発表されると「公務員もらいすぎ!」と言われることがあるのですが、大企業も同じで平均年収が高くても、それには勤続○十年という人の年収も含んだ計算の場合があるんです。

若い人の年収だけを比べればそこまで差が無いということもあるかもしれません。

必ずしも平均年収が低いからといってブラックというわけでもないんですね。

 

もしベンチャー企業も迷っているという場合は、その点も考慮して考えてみるのがおすすめですよ。

 

日本の主な職種別の平均年齢

総務省統計局では日本においての主要職種別平均年齢の統計が取られていて、

主要職種別平均年齢,勤続年数,実労働時間数と月間給与額(令和2年)

で確認することができます。

この統計でわかる範囲によると、男女ともに「ソフトウェア作成者」の平均年齢が30代で若くなっています。

また、管理職を除くと男性では「警備員」、女性では「准看護師」や「介護支援専門員(ケアマネジャー)」が平均年齢50歳を超えています。

この統計中の職で平均を計算すると、男性が43.4歳、女性が42.2歳、男女合わせると約42.8歳となります。

 

平均年齢の高い職場、低い職場は何が違う?

公務員 平均年齢 高い職場 低い職場

平均年齢の高い職場と低い職場で、それぞれの違いやメリットデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

それぞれの傾向や特徴を調べてみましたよ。

ただし、会社や職場、職種によっても違うと思いますし、従業員数によっても違いますので、あくまでも「参考に」してみてくださいね。

平均年齢の高い職場

平均年齢が高い職場、という場合の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。

口コミなどを見てみると

  • 経験を積んだベテランが多く、頼れたり問題解決がスムーズ
  • 年齢問わず居心地のいい会社

などということが考えられます。

https://twitter.com/iwakuniuoichi/status/1556403698024448000

長く続けやすい職場である可能性があるんですね。

 

その一方で、平均年齢の高い職場に若手として入った場合のデメリットは以下のようなことが考えられます。

  • 若手が少なく、仕事の押し付けや指示が命令になる(上司はそのつもりでなくても、若手側がそのように感じる)ことがある
  • 上司も退職せず新たな若手も採用していないという場合、出世/成長しにくい(ポストが変わらず、若手がいつまでも”若手”のまま。「教える」ことでの成長の機会が無い)

などです。

自分より地位や権力が高い人が多く、パワハラやモラハラが起きやすい可能性もあります。

 

もちろん会社によりますが、極端に年齢の高い職場の場合は、

  • 若い人が離職している
  • 新たに若手を採用していない

ということも考えられますよね。

平均年齢の高い職場で働く人の中には、

  • 能力がある人は待遇が良い会社に転職し、能力が無い人が残っていると感じる

という人もいるようですよ。

 

もちろん、状況によって違いはあります。例えば「職種」によっても平均年齢は異なり、それが”職場の平均年齢”に影響していることもあります。

  • 医者
  • 職人(建設など)
  • 伝統工芸士

などは年齢が高いことも多いです。これらの人が働く小規模な職場であれば平均年齢が高くなりがちなんですよね。

 

平均年齢の高い職場への就職を検討する場合は、単純に、「職種の問題」や、「募集をかけても地域柄などで集まらない」などが理由なのか、それとも何か問題があるのか、リサーチしてみると良いかもしれませんね。

平均年齢の低い職場

平均年齢の低い職場、というのもあります。

そう言った職場に若手として入る場合のメリットは

  • 若い人同士仲良くできる
  • 若いうちから重要なことや多くのことを任せてもらえる可能性がある
  • 役職がつくのが早い可能性がある
  • 上司の年齢が近いと気を使いすぎなくて済む

ということがあります。

 

バリバリなんでもやっていきたいという場合には良い環境でしょう。

一方でデメリットになることもあると思います。

例えば

  • 叱ってくれる上司や、いざという時に頼れる上司が少ない可能性がある
  • 仲が良すぎると感じるときがある
  • 転職で入る場合は年下の人が上司になることもある

ということが考えられますよ。

 

年齢の高い人がたくさんいる職場に比べ、成長させてくれる上司や困りごとを解決してくれるスキルの高い上司が少ない可能性があると思います。

また、仲が良いのは良いことなのですが、自分だけ違う行動をとりづらくなることもあるかもしれません。

さらに、長く勤めたいという場合は、自分が年を取るまで続けられそうかも検討してみると良いでしょう。

 

まとめ

  • 国家公務員の平均年齢は40代の職種が多い
  • 幹部になれるのは50代以降になる可能性が高い
  • 地方公務員の平均年齢は自治体によってばらつきがあり、30代半ばの自治体もあれば、50歳近いこともある
  • 公務員の閣僚は世界の中でも平均年齢が高い
  • 自衛隊は独自の退職制度によって退職の平均年齢が低く、20代半ばで退職する人もいる
  • 大手企業も平均年齢が40代の所も多い
  • ベンチャー企業は公務員よりも平均年齢が低いことがあり、中には「平均年齢が20代」ということもある
  • 平均年齢が高い職場も低い職場もメリットデメリットがある。年齢だけでなく従業員数や地域、職種によっても違いが出てくるので、比較したいときは全体的にリサーチして検討するのがおすすめ

 

職場が自分に合っているかどうかを見るときに、平均給与や地域、職種などと同時に、確認が可能な場合は平均年齢も調べると雰囲気がつかみやすくなるかもしれません。

 

気になる場合はチェックしてみてくださいね。

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まいど、ひろきんです。

で、お前誰なん?って声が聞こえてきましたので、
ちらっと自己紹介いたします。

僕は関西生まれ関西育ちの元公務員。
不動産投資とネットビジネスで

月100万以上稼ぐことに成功して

公務員辞めました。

たいした才能も特技もない、
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。

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